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人生はやり直せる

ホームレスであふれ返る東京・新宿中央公園。
ここには、悪徳金融業者の過酷な取り立てに耐え切れず、
家族や職場から逃げてきた人が少なくない。

「法律相談です、法律相談やってます」
一人の男が声をかけてまわっていた。

弁護士・宇都宮健児。このどこにでもいそうな小柄な男が、
数々の社会悪と闘ってきた凄腕弁護士だと誰が気づくだろう。

豊田商事事件では、中坊公平とともに被害者の救済に奔走。
地下鉄サリン事件では、被害対策弁護団長としてオウム真理教を破産させ、
被害者への損害賠償を実現させた。

そして、現在は振り込め詐欺や悪徳金融業者の刑事告発に力を注ぐ。
多重債務に苦しむ人々に宇都宮は語りかける。
「大丈夫、人生はやり直せる」と。

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

2008.02.13:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

本質を見る想像力、見せる創造力

佐藤可士和さんの広告手法は、表面的な派手さを追い求めず、
むしろ、虚飾や夾雑物を取り除いて、商品の本質を露にする。

それは、科学の手法に通じる。
十分な根拠や裏付けがなく、声高に主張しても説得力がない。

本当に商品力があれば、広告は控え目でよい。
課題は、商品の本質をいかにわかりやすく表現し、伝えるかということ。
その点において科学の手法方法論と本質的につながるところがある。
By茂木健一郎


(プロフェッショナル仕事の流儀2より)


本質をつかむためには、物事にとらわれない発想と地道な訓練が必要だ。
まず、全体の森をとらえ仮説を立てる。そして、個々の木を調べ裏付けをとる。
本質さえつかめれば、大きな失敗はしないだろう。
ただし、成功の度合いは能力によりますが・・・。
2008.02.12:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

佐藤可士和のプロフェッショナルとは

やっぱり、高いハードルを越えられる人がプロじゃないですか。
普通の人にできないことをやるのがプロだから。
自分がいいと思うものが、実は一番難しくて、ハードルが高いので、それをどうクリアしようかなと。

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)
2008.02.11:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

新しい価値への挑戦

どんな職業でも、新しい視点や価値を提供できないと、存在理由がないと思うんです。
発信者の新しい視点が、消費者や社会によって新しい価値に変換されるのだと思います。

新しい価値を提供する必要があるのは、人間は新しいものじゃないと感動しないから。
人間はものすごく順応性が高くて、あっという間に慣れてしまう。
新しくないと目立たないし、関心を持ってもらえない。

だから、「どうやったら目立つのか」「どうやったら関心を寄せられるだろう」ということをいつも考えていたら、
それは「最大に新しい」ということだと気がついた。

By佐藤可士和

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

何か一つでも新しいものを追加する挑戦は必要ですね。
そうしないと生き残れない。
2008.02.10:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

考えた量は伝わる

たとえシンプルな表現でも、どれだけ考えたか、
ビジョンやコンセプトの純度がどれくらい高いのか、
コミュニケーションにロスはないかなど、
自分をごまかさないで考える。
そうして考えた量や質みたいなものは、やはり伝わるんですね。

By佐藤可士和

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

2008.02.09:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]