今日は、いつもと違った趣旨でひとりごとです。
今日、明日と江陽グランドホテルで「中小企業家同友会の全国研究集会」開催中です。
中小企業家同友会は、「中小企業が雇用を守り、社員と共育することで地域活性化に貢献する」活動をしております。
今年は第38回、宮城県中小企業家同友会が設営担当で、私は受付係でした。
その中で、全国の多くの同志に面識をいただき感謝感謝です!
HOME > 仕事の流儀
日本とアメリカの研究の違い
日本では、どうしてもある程度の成果を期待して、ちょっとだけノブを動かすような一面的な実験が多いですね。
大胆な実験はまれなケースで、通常はあるパラメーターをちょっとだけ動かして論文を書くというスタイルが主流です。
日本人はわりと悲観的で固いと思います。アメリカ人は非常に楽天的。
実験をやっているときの表情を見ればわかります。
われわれ日本人は、真剣になると「歯を見せるな」というようなことを言われますが、彼らは笑いながらやっているんです。
本当に実験を楽しいでいる様子がわかるんです。
でも、日本人はもっと自信を持った方がいいのではないかと思います。日本の大学の学部は世界でも高いレベルだと思うんです。
それなのに、なぜか、大学院に入ってから自信をもってフルスイングする人がいないんですよね。
By古澤明
(プロフェッショナル仕事の流儀2より)
確かにわれわれ日本人は、悲観的に否定的に考えることが多いように思う。
あれをしてはダメ、そうなったらご近所に顔向けできないなどと、枠にはめた考え方も多い。
失敗を恐れて、それ相応のところで妥協するのもそうだろう。
「悲観的に準備して楽観的に行動せよ!」は私の師匠の教えだが、
肩の力を抜いた方が力が出るものだ。
大胆な実験はまれなケースで、通常はあるパラメーターをちょっとだけ動かして論文を書くというスタイルが主流です。
日本人はわりと悲観的で固いと思います。アメリカ人は非常に楽天的。
実験をやっているときの表情を見ればわかります。
われわれ日本人は、真剣になると「歯を見せるな」というようなことを言われますが、彼らは笑いながらやっているんです。
本当に実験を楽しいでいる様子がわかるんです。
でも、日本人はもっと自信を持った方がいいのではないかと思います。日本の大学の学部は世界でも高いレベルだと思うんです。
それなのに、なぜか、大学院に入ってから自信をもってフルスイングする人がいないんですよね。
By古澤明
(プロフェッショナル仕事の流儀2より)
確かにわれわれ日本人は、悲観的に否定的に考えることが多いように思う。
あれをしてはダメ、そうなったらご近所に顔向けできないなどと、枠にはめた考え方も多い。
失敗を恐れて、それ相応のところで妥協するのもそうだろう。
「悲観的に準備して楽観的に行動せよ!」は私の師匠の教えだが、
肩の力を抜いた方が力が出るものだ。
自信はどこから生まれてくるのか
それはたぶん、ある瞬間に自信が湧いたということではなく、積み重ねだと思います。
でも一番自信がついたのは、この量子テレポーションの実験をキンブル博士と二人でやって成功した瞬間ですね。
やはり必要なのは成功体験。
それに大学時代に競技スキーをやったことが、ある意味ですごく僕のバックボーンになっています。
競技スキーは、まず失敗を恐れずに突っ込まない限りタイムは出ないんです。
非常にリスキーなスポーツで、失敗する確率はたぶん半分くらいですね。
しかも、一つのレースで転倒したらそのレースは記録なしで終わり、つまりビリです。
そういうところで、心の持ち方を少しづつ学んでいったんだと思います。
実験も、スラロームのレースと同じです。
限界ギリギリに突っ込んんで、転倒するかもしれないけど、それくらいリスクを冒さないといいタイムはでない。
転倒したときはガッカリしますが、レースはそれで終わりじゃない。
また必ず番快のチャンスはあるので、次に駆ければいいんです。
By古澤明
(プロフェッショナル仕事の流儀2より)
でも一番自信がついたのは、この量子テレポーションの実験をキンブル博士と二人でやって成功した瞬間ですね。
やはり必要なのは成功体験。
それに大学時代に競技スキーをやったことが、ある意味ですごく僕のバックボーンになっています。
競技スキーは、まず失敗を恐れずに突っ込まない限りタイムは出ないんです。
非常にリスキーなスポーツで、失敗する確率はたぶん半分くらいですね。
しかも、一つのレースで転倒したらそのレースは記録なしで終わり、つまりビリです。
そういうところで、心の持ち方を少しづつ学んでいったんだと思います。
実験も、スラロームのレースと同じです。
限界ギリギリに突っ込んんで、転倒するかもしれないけど、それくらいリスクを冒さないといいタイムはでない。
転倒したときはガッカリしますが、レースはそれで終わりじゃない。
また必ず番快のチャンスはあるので、次に駆ければいいんです。
By古澤明
(プロフェッショナル仕事の流儀2より)