建築家・中村好文は、常に「楽しむこと」を大事にする。
例えば、忙しくても、スタッフ皆でテーブルを囲み昼食を楽しむ。
「楽しくなければ、心地よいものは生みだせない」
どんな家が欲しいのか、依頼者はわからない。
自分が心地よいと思う家のイメージを漠然としか持っていない。
そのため、依頼者との最初の打ち合わせでは、家についての具体的な要望はほとんど聞かない。
「ご出身は?」「お仕事は遅いんですか?」「晩酌は?」
依頼者の生活のサイクルや食事の好き嫌いなど、雑談の中から、依頼者がどんな人間なのかを探っていく。
その中から、潜在的な要望を探り出し、それを家という形にする。
それが建築家の仕事だと考えている。
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
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育てることの本当の目的
英語が好きになるきっかけをつかんでからは、「やらされている」から「やる」に変わった。
もっと知りたくなったみたいで、一気に質問が増えました。これが一番大きい。
あと「今日は自習」とか言って、自分で勝手に勉強をやりだしたこと。
そうなるともう先生は要らない。だから、教えることの究極の目的は、自分が要らなくなること。
育てるというのは本来、自分がいなくてもやっていけるようにすることだと思うんです。
もっと言うと、自分を越えていくわけですね。それは僕の持っている知識を得るだけではダメということなんです。
だから、越えられた時はうれしいですね。
人が成功するとつい妬んでしまうんですが、相手が生徒のときは妬まないですね「すごいぞ」と心から言える。
教師になってよかったと思うのはそこですね。
By竹岡広信
(プロフェッショナル仕事の流儀3より)
もっと知りたくなったみたいで、一気に質問が増えました。これが一番大きい。
あと「今日は自習」とか言って、自分で勝手に勉強をやりだしたこと。
そうなるともう先生は要らない。だから、教えることの究極の目的は、自分が要らなくなること。
育てるというのは本来、自分がいなくてもやっていけるようにすることだと思うんです。
もっと言うと、自分を越えていくわけですね。それは僕の持っている知識を得るだけではダメということなんです。
だから、越えられた時はうれしいですね。
人が成功するとつい妬んでしまうんですが、相手が生徒のときは妬まないですね「すごいぞ」と心から言える。
教師になってよかったと思うのはそこですね。
By竹岡広信
(プロフェッショナル仕事の流儀3より)