自分が住むことを考えてみると、その家のいろいろな部分を好きになりたいですよね。
できることなら、そこにちょっといい話があった方がいいじゃないですか。
それを、物語と呼んでいます。
家よりも、居場所ですね。
自分の居場所を、心地いいところに置いておきたいという思いがあります。
そこに、物語があれば、住人はそれを他の人に語ってあげることができるんです。
物語があること、そして、物語を大切にすることが本当の豊かさだと思うんです。
一つひとつの物語は、ほんの小さなものでいいんですよ。
それがいくつも集まって、家をつくっていくイメージ。
物語が多ければ多いほど、いい家、豊かな家になっていくと考えています。
By中村好文
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
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モチーフの決め手はどこにあるのか
僕は「土地」というのもがすごく大事だと思っているんです。
そこに吹いてくる風の感じとか、日差しの感じとか・・・。そういったものを大事にしたい。
敷地の中で家が居心地よく見えるかどうか。
そして、、その家の中で、人が居心地よく暮らせるかどうか。
これが大切だと思っています。
だから、模型をつくっている段階では、風景を対象とした大きな単位でも考える集し、
テーブルの手触りといったミリ単位のことも、同時に考えているんです。
一番重要なのはそこでの暮らし、そこで人がどんな生活を営んでいくのか、
そして、自分のイメージした住宅がその暮らしに合うかどうかを、常に考えています。
By中村好文
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
そこに吹いてくる風の感じとか、日差しの感じとか・・・。そういったものを大事にしたい。
敷地の中で家が居心地よく見えるかどうか。
そして、、その家の中で、人が居心地よく暮らせるかどうか。
これが大切だと思っています。
だから、模型をつくっている段階では、風景を対象とした大きな単位でも考える集し、
テーブルの手触りといったミリ単位のことも、同時に考えているんです。
一番重要なのはそこでの暮らし、そこで人がどんな生活を営んでいくのか、
そして、自分のイメージした住宅がその暮らしに合うかどうかを、常に考えています。
By中村好文
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
アイデアはどのように生まれるのか
家を建てる場所の気候には、すごく気を遣いますね。
北海道にも九州にも建てていますが、日照の角度まで気になるんですよ。
寒い地方では日差しが大切ですし、雪の降る量も。
寒い地方では、冬場は洗濯物を外に干せません。
だったら、最初から部屋の中に、そういう場所を確保しておけばいいと考える。
それから、人の動線だけではなく、物の動線も大事なんです。
それも、平面的だけではなく、立体的な動きを考えることですね。
設計に当たっては、そこに住まわれる人の暮らしのことを、いつも考えています。
自分がそこに住んで生活することを、頭の中でシュミレーションするわけです。
だから、想像力が必要ですね。
By中村好文
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
北海道にも九州にも建てていますが、日照の角度まで気になるんですよ。
寒い地方では日差しが大切ですし、雪の降る量も。
寒い地方では、冬場は洗濯物を外に干せません。
だったら、最初から部屋の中に、そういう場所を確保しておけばいいと考える。
それから、人の動線だけではなく、物の動線も大事なんです。
それも、平面的だけではなく、立体的な動きを考えることですね。
設計に当たっては、そこに住まわれる人の暮らしのことを、いつも考えています。
自分がそこに住んで生活することを、頭の中でシュミレーションするわけです。
だから、想像力が必要ですね。
By中村好文
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
打ち合わせを雑談から始めるわけ
最初から「では、どんな家にしましょうか」と打ち合わせに入っても、
チェックリストを消化していくようで自分の想像力が入る部分がなくなってしまいます。
僕は、その人たちの暮らしを考えたいと思っているし、
その人たちにとってよい住宅とは何かを提案したいと思っているから、
そこをいろいろな言葉でブロックされたくないんですよ。
自分が想像できる余地を残していてほしい。
お客様もまた、「居間は少なくとも20畳にしてください」と決めてしまったら、
15畳や10畳でいい部屋ができる可能性を捨ててしまうことになる。
いっしょに食事をすることもあります。
和食が好きか洋食が好きかでも、テーブルの高さが違ってきますし、
着ている服や、履いている靴からわかることもあるわけです。
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
チェックリストを消化していくようで自分の想像力が入る部分がなくなってしまいます。
僕は、その人たちの暮らしを考えたいと思っているし、
その人たちにとってよい住宅とは何かを提案したいと思っているから、
そこをいろいろな言葉でブロックされたくないんですよ。
自分が想像できる余地を残していてほしい。
お客様もまた、「居間は少なくとも20畳にしてください」と決めてしまったら、
15畳や10畳でいい部屋ができる可能性を捨ててしまうことになる。
いっしょに食事をすることもあります。
和食が好きか洋食が好きかでも、テーブルの高さが違ってきますし、
着ている服や、履いている靴からわかることもあるわけです。
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)