ミーツー(=私も)という言葉があります。
すでにある何かと似たようなコンセプトで商品化すること。
この発想で生まれた商品は、価値の分散でしかなくて、お客様にとっては少しも新しくないわけです。
だからできりだけオリジナリティを優先させたいんです。
気をつけなければいけないのは、たとえ自分のつくったものであっても、同じようなやり方で同じような商品を続けて出せば、やはり二番煎じと受け取られてしまうこと。
できれば、それもやめたい。
そうしないためには、すべてを変えるんです。
変えることを恐れては先に進めません。
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
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チームは異種格闘技
佐藤は商品ごとに20人ほどの独自のチームをつくる。
メンバーは社員以外に、社外のデザイナーやコピーライター、営業マンなど、
会社の枠を越えて人を集め、商品のコンセプトから容器のデザイン、広告まで一緒につくり上げていく。
ミーティングの場は職種を越えて、全員が意見をぶつけ合う。
「徹底的にこだわってくれ!結局一つのものしかつくらないんだから」
佐藤の熱気が伝播し、皆その気になっていく。
「惜しいねえ。これかな? もう限界?」
う~ん、値段的には・・・・。」と苦しげに答える担当者。
ほぼ、ゴール。でも、まだ、何かが足りない。もっと上に行けるはずだ。
佐藤は、またダメを出した。
メンバーはいう、「あそこまで信念をもって言ってくれる人はいない。この野郎と思いつつも、納得してもらうまでやろうと思うんですよ」
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
メンバーは社員以外に、社外のデザイナーやコピーライター、営業マンなど、
会社の枠を越えて人を集め、商品のコンセプトから容器のデザイン、広告まで一緒につくり上げていく。
ミーティングの場は職種を越えて、全員が意見をぶつけ合う。
「徹底的にこだわってくれ!結局一つのものしかつくらないんだから」
佐藤の熱気が伝播し、皆その気になっていく。
「惜しいねえ。これかな? もう限界?」
う~ん、値段的には・・・・。」と苦しげに答える担当者。
ほぼ、ゴール。でも、まだ、何かが足りない。もっと上に行けるはずだ。
佐藤は、またダメを出した。
メンバーはいう、「あそこまで信念をもって言ってくれる人はいない。この野郎と思いつつも、納得してもらうまでやろうと思うんですよ」
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
商品には開発者の人間が出る
大手飲料メーカーの商品企画部長、佐藤章。
年間500万ケースで「ヒット」、1000万ケースで「大ヒット」といわれるこの業界で、
缶コーヒーが、1999年に1050万ケース、翌2000年には緑茶で2250万ケース、
2001年はウーロン茶で1300万ケース、2002年はアミノ酸飲料で1470万ケースと
4年連続の大ヒット商品で、業界をあっと言わせた。
コンビニエンスストアの清涼飲料コーナーで、消費者が商品を選ぶ時間は約2秒。
その2秒で、いかに商品を手に取らせるか。商品は、その開発者の「人間」が出るという佐藤。
「間違えてもいいんだ。自分を出せ」。共に闘う部下たちに、佐藤は今日もハッパをかける。
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
年間500万ケースで「ヒット」、1000万ケースで「大ヒット」といわれるこの業界で、
缶コーヒーが、1999年に1050万ケース、翌2000年には緑茶で2250万ケース、
2001年はウーロン茶で1300万ケース、2002年はアミノ酸飲料で1470万ケースと
4年連続の大ヒット商品で、業界をあっと言わせた。
コンビニエンスストアの清涼飲料コーナーで、消費者が商品を選ぶ時間は約2秒。
その2秒で、いかに商品を手に取らせるか。商品は、その開発者の「人間」が出るという佐藤。
「間違えてもいいんだ。自分を出せ」。共に闘う部下たちに、佐藤は今日もハッパをかける。
(プロフェッショナル仕事の流儀4より)