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コンテストの重要性

コンテストは、参加する全員が同じルール、同じ目標に向かってロボットをつくっていきます。
機械や電気、情報など異分野の専門家が独自の発想を生かしつつ、「コンテストで勝つ」という、共通のモチベーションで、最高の技術を結集するのです。

だから、他のチームの作品を見ると、自分たちが経験していないプロセスを共有
できます。「こんな発想があったのか」と気づかされることも多くあります。

スポーツと同じように、最初はできなかったことが、繰り返していくうちにでき
るようになる。つまり、上達が体感できるわけです。
思いつかなかったことが、経験を積み重ねていくと当り前にできるようになるん
です。

自分でも意識しないうちに新しいことができるようになることろが、惹きつけられる一番の魅力ではないでしょうか。

By小栁栄次

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.22より)


2008.07.14:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

研究が深夜から明け方にまで及ぶ理由

研究には終わりがないから、自分で期限を決めないと、いつまでたっても終わりません。
その一方で、大きな流れの中で、「今週はここまでやらなければならない」ということがある。
そういう積み重ねなので、遅い時間になってしまうんですね。

それに、研究者は基本的に体力勝負なんです。
論文を書くために二~三日徹夜することは今でもしょっちゅうですし、
大会前になると、細かいチューニングが必要ですから、寝る時間を割くのが一番手っ取り早いんです。

By小栁栄次

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.22より)
2008.07.13:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

専門バカにならない

レスキューロボットで重要なのは、ともかく信頼なんです。
人を助ける直前でロボットが故障したら信用はなくなります。
そういうことにならない技術、それが実用化の技術です。

それに、レスキューロボットは、人が使い人の命にかかわる技術。
だからこそ開発に当たる技術者は「機械」のことしか考えない「専門家」になっ
てはいけない。
人の気持ちがわかってこそ、いいロボットがつくれる。

By小栁栄次

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.22より)
2008.07.12:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

ロボット開発に懸ける異色の技術者

救助隊が入れない危険な災害現場で、生存者を探し出すレスキューロボット。

その分野で世界トップクラスの技術者がいる。
千葉工業大学未来ロボット技術センター副所長の小栁栄次。

40にして研究を初め、51歳で博士号を取得。国際的なロボットコンテストのレスキュー部門を連覇して、その実用性が高く評価されている。

一日も早い実用化を目指し、小栁は今日も夜を徹して研究に打ち込む。

(プロフェッショナル仕事の流儀8File No.22より)
2008.07.11:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

徳岡邦夫のプロフェッショナルとは

プロフェッショナルだから、結果を出さないとダメですね。
結果を出すまで、何度失敗してもあきらめない人。
もっともっと上を目指す思いを強く持ち続けっられる人がプロフェッショナルだ
と思います。

(プロフェッショナル仕事の流儀7 File No.21より)

2008.07.10:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]