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社訓は「朝令暮改」

境界条件がものすごい勢いで変わる世界では、変わることに躊躇できません。
その時々で、ベストな判断をしていこうということです。

さすがに一日のうちに変わることはありませんが、一週間ぐらいのスパンで状況
は大きく変わります。
状況が大きく変われば、自分たちの戦略も変えざるを得ません。

By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.23より)
2008.07.24:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

ビジネスとは環境変化の中で連立方程式を解くこと

ビジネスの環境条件は、猛烈に変化しています。
電子機器の製品寿命は3ヶ月でした。
今のデジタル家電は、もっと短時間で激しく変わっています。

ビジネスは、その中で行われているわけで、
環境がどう変わっているのかをしっかり把握することが最大の課題です。
その環境条件で、連立方程式を解いていかなければなりません。

By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.23より)
2008.07.23:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

ビジネスの修羅場を生き抜く男

当れば一気に数十億円、だが外れれば莫大な赤字、それが半導体開発の世界である。
その中で、たった85人を率い、世界標準のLSIを開発する男がいる。
飯塚哲哉、59歳。43歳の時、大手企業の半導体開発部長のイスを捨て、ベン
チャー企業を立ち上げた。

「半導体業界の坂本龍馬」の異名を持ち、そのタフな交渉力、提携先を選びぬく
センス、
業界動向を見通す研ぎ澄まされた眼力が、業界で注目を集めている。
工場を持たず、企画や設計で二百億円を稼ぎ出す。

経営判断を誤れば会社があっという間に沈む過酷な世界。
守るだけでは成長はできない。チャンスと見れば敢然とリスクを取る。
でも飯塚はいう、「リスクがなかったらやりがいはないですよ、絶対に」。

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.23より)
2008.07.22:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

人生に「遅すぎる」はない

人間の脳に限らず、身体を人工的に表現するとこがいかに困難かは、心ある人は
皆知っている。
小栁さんは、そのようなロボットを研究することの難しさを知っているからこ
そ、その知的探求の奥深さに魅せられて努力を続けているのだろう。

普通の人ならば、「もう人生の行先は決まった」と思うような年齢で、学問の面
白さに目覚めた小栁さん。
それまで縁のなかった研究の世界に飛び込み、博士号を取る。
更には、大学で研究を続けながら後進をを育てる。

いまだに徹夜が大丈夫だという小柳さんには、生き生きとした現場の研究者魂が
息づいている。
「いまさら、私にはそんなエネルギーはないかもしれない」とためらうのが普通
だろう。
しかし、どんな専門に飛び込んでいく時も、年齢に遅すぎるということはない。

人間には、エネルギーは少々衰えても、それを補う大切な能力がある。
それは、人生経験からくる総合的な人間力である。
それはまた、何歳になっても学習することをやめない脳の性質に即した命題でも
ある。

By茂木健一郎

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.22より)
2008.07.21:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

小栁栄次のプロフェッショナルとは

プロフェッショナルとは絶対的な価値観をもって評価にあたれる人ですね。
それがないと、「これでいい」で終わってしまいます。

絶対値があれば、それに対して自分たちは相対的にどの位置にいるのかががわかる。
その弱点を克服し、よいところは伸ばしていくことが重要だと考えています。


いまだ道半ばの、レスキューロボット開発。その道のりは、遠くまた険しい。
しかし、未知の荒野に挑む技術者は、後ろを振り向かない。
ただ前だけを向いて進んでいく。

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.22より)



2008.07.20:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]