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甘い言葉を吐かない人間だけが信用できる

親切で優しい相手は、雲行きが悪くなったとたん逃げていく。
金にこだわらないという人間は、本気でビジネスを考えていない。
信じられるのは、自分にも相手にも厳しい人間だけ。

By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No23より)

2008.07.29:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

どのようにリスクと向き合うのか

リスクというのは、夢を追いかけるためにしかたなくとるもの。
リスクはコストだから、最小限に抑えるべきです。

バスケットボールで、ピポットという片足を軸にして方向を変える動作があります。
新しい分野を開拓する時も、軸足はそのままで片足だけを動かす。

具体的には、顧客が共通だとか、同じ技術が使えるとか、
そういう軸足になるものを固めた上で、市場として面白そうなところを開拓します。

By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File NO.23より)
2008.07.28:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

仕事相手は人柄で決める

これからパートナーを組もうという相手を理解するには、示されたビジネスプランも重要ですが、その奥にある人柄を見ます。


より少ないエネルギーと時間で正確な理解と最大の効果をもたらすためには、つかみやすく、かつ普遍的な人柄を見ること一番でしょう。

人柄を見るポイントは、どれくらい信頼がおけるかということ。
やたら甘いことを語る人は要注意です。
自分に厳しい人の方が頼りになる場合が多い。
また、相当に考え抜かなければ出てこないような認識を示されたりすると、その人の熱意が伝わりますね。
By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.23より)
2008.07.27:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

マネジメント・オブ・テクノロジ ー

ビジネスは、物理学や数学に似ているところがあります。
いろいろなケースを想定し、評価関数(現況を数値に変換する関数)を見つけて、数値が最大になる方法を選ぶ。

世の中の複雑なものを単純化してみようというのが、物理学や数学です。
難しい中からエッセンスを抜き取る、という発想です。
この機会に、物理学や数学をベースにした経営手法がより明確にされてもいいのではないかと思います。

By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8FileNo.23より)
2008.07.26:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

ベンチャーが生き残るための経営戦略

われわれは半導体の中でも、比較的ニッチな市場に特化しました。
具体的には、アナログとデジタルの信号が混載するミックスドシグナルLSI 
という分野。
数百億規模のの自分たちが戦いやすい市場にターゲットを絞ったのです。

個々の特徴は、技術者の力量やアイデアを生かしやすく、個人の判断や能力が付
加価値をもつ点にあります。
かって私も大企業に勤めていたのですが、そこでやっていたビジネスと、今やっ
ているビジネスは全く似て非なるものです。

By飯塚哲哉

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.23より)

戦略は、「勝てる場の発見と勝てる条件づくり」です。
200~400億規模のビジネスは中小企業にとって都合のよい市場規模。
大企業は入りにくい規模であり、中小企業がシェアを取りやすいといえます。
2008.07.25:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]