海上保安庁の中に「特殊救難隊」と呼ばれる部隊がある。
嵐の海での救助や危険物を積んだ船の火災など、
一般の海上保安官では対応が困難な現場にだけ対応するのが任務だ。
そんな命懸けの現場で、隊員たちを率いる隊長、寺門嘉之。
ドラマや映画で話題となった、海上保安庁の潜水士「海猿」
現実の現場は、過酷を極める。
その中で寺門は、これまでに100人近い人たちの命を救ってきた。
(プロフェッショナル仕事の流儀11 File NO.31より)
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売れなかった時の気持ち
最低ですよね。地獄ですよ。
自分はいいものをつくれるんだと思っていましたから。
企画から2~3年かけてきたものが、最後に失格と言われるわけです。
「面白くない」と言われたら、企画者としては死刑宣告みたいな話です。
でも、このままではやめられないと思っていました。
「この世界では絶対負けないぞ」と、それが支えになってたのかもしれません。
でも結果はなかなかついいてきませんでしたね。
何とか商品化してお金にしたいという気持ちが先に立つんです。
だから担当者に「こうした方がいいんじゃない」と言われると、
ちょっと違うだろうと思っても、つい弱気になってしまう。
そうしているうちに、最初面白いと思った根っこの部分がズレていってしまうわけです。
あの頃は、妥協したくないと思いながら、結果的には妥協していたという気がします。
By横井昭裕
(プロフェッショナル仕事の流儀10 File NO.30より)
自分はいいものをつくれるんだと思っていましたから。
企画から2~3年かけてきたものが、最後に失格と言われるわけです。
「面白くない」と言われたら、企画者としては死刑宣告みたいな話です。
でも、このままではやめられないと思っていました。
「この世界では絶対負けないぞ」と、それが支えになってたのかもしれません。
でも結果はなかなかついいてきませんでしたね。
何とか商品化してお金にしたいという気持ちが先に立つんです。
だから担当者に「こうした方がいいんじゃない」と言われると、
ちょっと違うだろうと思っても、つい弱気になってしまう。
そうしているうちに、最初面白いと思った根っこの部分がズレていってしまうわけです。
あの頃は、妥協したくないと思いながら、結果的には妥協していたという気がします。
By横井昭裕
(プロフェッショナル仕事の流儀10 File NO.30より)