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協議をスムーズに行うためには

私が心がけているのは、あまり真正面から対立しないことです。
相手の話をよく聞いて、目的を見極めるようにするのです。

そうすると、こちらの言うことに同意してくれない理由がわかることもあります。
相手の真意を確かめて、どこで協調できるかを探します。

By杢尾雪絵

(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.18:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

忙しさに負けないために

忙しいですが、ある程度バランスをとらないと仕事の効率は悪くなります。
絶対に今日やらなければいけないというものはないんですよ。
「これは明日に伸ばした方がいい」ということもあります。

By杢尾雪絵

(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.17:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

ユニセフ活動にジレンマはあるか

最初は、会議や書類整理ばかりで、すごく官僚的な機関だと思いました。
また「子どもを助けるために、こんなことばかりしていていいのか」というジレンマがあったのも事実です。
「NGOのような市民活動の方が、もっと具体的に子どもたちの状況を変えていけるのではないか」と。

しかし、世界には貧困にあえぐ子どもがたくさんいて、年間1000万人の子どもが5歳までに亡くなっています。
そういった状況を考えると、目の前にいる子どもたちを一人ずつ救っていっても、世の中は簡単には変わらない。
時間がかかっても地道に環境づくりをすることが大切だとわかってきました。

By杢尾雪絵

(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.16:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

その意欲はどこから来るのか

子どもは生まれながらにして、みな平等なはず。
ところが、生まれた国や家庭の事情によって、健全に暮らせるはずの子どもたちが危険な状況にさらされてしまう。
そんな世の中の不平等、大きな犠牲になっている子どもたちを見ると怒りを覚えるのです。

By杢尾雪絵

(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.15:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

いつも心に青空を~ユニセフ職員 杢尾雪絵~の仕事の流儀

ユニセフ(国連児童基金)職員 杢尾雪絵(もくお ゆきえ)。
子どもたちの命や健康を守るために活動する国連機関のタジキスタン事務所代表である。

タジキスタンは旧ソビエト連邦から独立後、内戦が続き、国土は荒廃した。
崩壊した医療制度、改善しない衛生状況。
多くの子どもが、十分な医療を受けられず、13人に1人が5歳まで生きられない。
感染症などで命を落とす子どもは、年間2万人に及ぶ。

発展途上国のこの国では。国家予算は主に経済政策や治安維持に割かれる。
子どもの健康に対する意識は高くない。

その国の制度を変えないと何も変わらない。しかし、「子どもは、待ってくれない」
掲げる理想と現実のギャップに、神経をすり減らす日々が続く。

その中で、よりどころにしてきた言葉がある。
「いつも心に青空を」
もう本当に絶望的になって、もうダメだと思っても、投げやりになったりしない!

(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.14:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]