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命と向き合う壮絶な現場

通常、看護師は担当の病棟が決まっているが、北村にはそれがない。
循環器、脳神経、呼吸器を問わず、重篤な患者を受け持つ。

「おはようございます。今日はしんどいね。いっしょに元気になろうね」
意識のない患者にも、ごく普通に話しかける。
声をかけながら呼吸の様子や肌の張りで、病気の変化を読み取る。

看護のスペシャリストとして北村が何より大切にしていることがある。
「患者と向き合う」

病気の方たちは、自分の病気から逃げ出すことができません。
そばにいることで、生きていくことを支えるのが私たちの仕事だと思っています。

By北村愛子

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.41より)
2009.02.06:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

ベッドサイドに答えがある ~北村愛子の仕事の流儀~

その看護師は、いつも走っている。
受け持つのは生死をさまよう患者ばかり。

その看護師は医者からも一目置かれている。
そして、どんなときも希望を捨てない。

専門看護師・北村愛子。
通常の看護師以上に高度な医療の知識を持つ看護のスペシャリスト。
9つの専門分野に分かれているが、北村は命の危機に瀕する重篤な患者を看る「急性・重症患者看護」のエキスパートだ。

これまでの枠にとらわれない新しい看護に挑み、全国から注目を集める。
北村はいう、「ベッドサイドにすべてがある」
また、「看護には力がある」と信じる。

希望をつなぐため、今日も患者のもとへと走り続ける。

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.41より)
2009.02.05:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

北山安夫のプロフェッショナルとは

逃げられない人。
アマチュアというのはいつでもやめられるんですね。
プロはやめられないんですよ。

引き受けたら最後までやり通さなければならない。
自分の意志では絶対やめられない人なんです

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.40より)
2009.02.04:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

究極の庭とは

究極は、石一個、木一本。
石が一つ置かれているだけ。あるいは木が一本そこに植わっているだけ。

そして見る人に想像させるんです。
あの石の横に、自分はどんな木を植えたいか」と。

完璧は人間にとって決してよくないと思っているんです。
何割か、創造の余地を残すということ。

もっと極端にいえば、何にもなくていい。
それが究極かもしれません。

By北山安夫

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.40より)
2009.02.03:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

悩める若者にかける言葉

「やるは一番」。
物事を引き受けるときには、自分が一番だと思ってやりなさいということ。
自分自身と闘い、そして信じること。
そうすれば、大概のことは乗り越えられるものです。

そして、「聞くは二番」
自分よりすごい人は、まだまだたくさんいる。
いかにして人の話に耳を傾けるかが大事ということです。

与えることも聞くこともできる自分をつくることだと思います。

By北山安夫

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.40より)
2009.02.02:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]