ブッチャー Talk 「楽への追求」

平成21年３月22日
　ＷＢＣのことばかりで、お前は何をしているのか？といわれそうだけど、それでも書くよ。
　韓国に勝ち、いよいよ準決勝！良かったね。韓国の監督は「投手を温存していた」とのコメント。そんなのはどうでもいい。日本だって、メンバーを大幅に変えてきた。今まで出ていなかった選手を出して・・。
　しかし、キーマンは青木だね。青木が活躍すると、必ず勝利に結びつく。韓国戦も見事なバントヒットだった。
　そして、内海に小松・・よく投げたよ。初めての登板ですばらしいピッチングだったよ。内海なんか、初回は別人のような緊張感があったね。相当なプレッシャーだっただろう。
　そして、田中マー君。同点弾は打たれたけど「負けない星の下に生まれてきた」という強運があるね。甲子園での活躍は実力以上の「運」を感じ、今回も味方が逆転して、帳消しになった。

　ＷＢＣを見ていて、やはり、基本が大切だと悟ったよ。
　負けた韓国戦・・イチローの送りバント失敗があった。送りバントはストライクバントが基本。イチローはバットコントロールが上手なだけに「イチローゾーン」があり、いろんな球をヒットにできる。でも、ボール球に手を出しちゃ、だめだよ。送りバントのセオリーはストライクバント。そして、イチローはボール球を打って凡打という場面もあった。やっぱり基本だ。
　中島のゲッツーもそうだった。ノーアウト１、２塁でなぜ、ショートゴロだ？おっつけて、最低でも２、３塁にしなくちゃ！
　今、何をすべきか？　野球の基本に立ち返り・・子供に教えると同じように、基本に忠実にプレーをしたら、活路は見えてくると思う。
　また、偉そうなことを書いてしまった。でも、サムライJAPANのメンバーは「億」という大金をもらっているメンバーばかりだ。それができるからこそ、選出されたメンバーである。だからこそ、苦言を呈したい。

　村田の代役に栗原が緊急招集! 良かった! がんばれ! 選考もれとなったときに、篠塚コーチと居残り特打をしてから、去っていった話は有名。原監督は、その姿を見て、失敗したと思っただろう。選べばよかったと・・。村田が負傷して、4分後に「すぐ、栗原を呼べ!」と指示した原監督の胸中が察しできる。ぜひ、晴れの舞台での活躍を期待したい。栗原、がんばれ！