保健所に思う②「健康優先か?営業許可優先か?」

 臨時飲食店営業許可の場合、「主食に関すること」とルール化されており、おにぎりやサンドイッチは原則販売してはいけないことになっている。
 以前、このブログに書いたかもしれないが、全然わからない中で、保健所におにぎりや弁当の販売について問い合わせたときがある。

自分:「おにぎりなどの販売はどうなんでしょうか?」
保健所:「おにぎりの販売はできません。あなた、コンビニのおにぎりはどのうよな製造過程で作られているか、わかりますか?」

 保健所の職員に、かなり強い口調で、怒られているかのように言われたことがある。説明の仕方、口調にも問題があると思うが・・

 保健所とは、健康を最優先する公的機関。しかし、握りたてのおいしいおにぎりより、防腐剤や化学調味料が入り、過剰包装したおにぎりを推奨するかの口調に、唖然としたことがある。

 以前、山形県のイベントで、「はえぬき」の新米のおにぎりを試食PRしたことがある。そのときの過剰包装と冷たいおにぎりには、びっくりした。これが保健所の指導なのである。試食でさえも、握りたてはダメなのである。これはマイナスPRだったように思う。

 「イベントの野外でおにぎねりを売らなくてもいいじゃないか」といわれれば、ごもっともの話である。しかし、イベントのPRは売り上げ効果としてはかなり影響があることはご存知だろう。

 ルールはわかる・・でも、何とかならないものだろうか?

 これから「山形97号」のPRが始まる。山形県には、大量なお客を収容できる屋内イベント会場は、ビックウィングくらい・・。そうすると、屋外イベントに走りざるをえない。そこでも、過剰包装と冷たいおにぎりでPRするのだろうか?
 なんとか、ルールを変えてもらいたい。極端なことを言えば、たとえ、食中毒の事件がおきても、県のルールを憎むだろうか? 販売者の責任は問われると思うけど。
 健康第一を考える保健所。過剰包装と化学調味料の入ったおにぎりではなく、握りたての手塩にかけたおにぎりをPRしたい。保健所は「保健」を優先する機関・・「営業許可所」という機関ではない。かなり失礼な言い方かもしれないが。
 
2008.09.16:主人:[商売の考え]

というか。。

主人様のお気持ちは察しますし、保健所の言い方もおかしいかと思いますが、それだけ、そういう場で、食品を扱うのは難しいことなのでは?食中毒が仮に出て、販売者の責任が問われるかと思いますが、そこで、営業停止にするのは消費者じゃなく、保健所です。逆に言うと保健所はいかにして食中毒を出さないためのルール作りをしているのかと思います。うまくPRができないから、そのルールに文句をいうのではなく、そのルールをきちんと理解したうえで、そのルールにのっとったPRのしかたをすべきかと思いますが。おにぎりにこだわるんじゃなく、別の形でPRすればいいと思います。
2008.09.17:高橋:[編集/削除]

コメントに感謝

 初のコメントに感謝です。
 ルールを理解したうえで・・おっしゃるとおりだと思います。しかし、ルールに文句を言っているのではなく、おかしいところがあると思いませんか?
 過剰な包装は別問題だとして、試食はいいけど、販売はダメ。外で調理するという行為について、食中毒を出さないことを最優先とするならば、試食もダメ、販売もダメという、両方をダメにするべきではないでしょうか?・・試食はいいけど・・ということはおかしいと思いませんか? もっと極端な言い方をすれば、キャンプで食べることもダメということになりませんか?

私は、農業が苦しい状況と言われている中で、米どころ山形をPRできる手法を多角的に、いろんなチャンネルでできるようになれば・・という願いだけです。その中で、観光客が多い山形、四季の変化がはっきりしている山形にとって、野外イベントの活用は格好の手段で、マーケットだと思います。
 みなさんのご意見を待ってます。
2008.09.17:主人:[編集/削除]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。