またまた、商売の話である。
例えば、食堂。おいしい店はたくさんある。その中で店に行くきっかけとは何か?
まず、その人の好き嫌いが優先する。次に、新鮮、限定、稀少、できたて・・客が関心を示すようなキーワードにより、行くきっかけを作る。
でも、最も必要なのは、以前も書いたが、呼び水商品。呼び水商品が店の十八番であってもいい。「A店は○○がおいしいね」というような商品があれば、最高。それにより、客に行くきっかけを提供し、来客の際は、呼び水以外の店の魅力を上手に演出することが重要である。
更に、ステップアップする考えを持つと・・。
今度は、店の連携が必要である。具体的には、村山そば街道、東京もんじゃストリートなど。一つの商品、コンセプトに基づいて、複数の店が連携することだ。
手打ちそばでも、もんじゃでも統一テーマであるが、味付けが様々。これが魅力である。好き嫌いがあり、おいしい感覚は千差万別。複数が連携することにより、集客力が高まると考える。
何でもおいしくしよう・・それは「多目的は無目的」になることを忘れてはならない。呼び水商品を設定し、売り込みをすることは集客力を高める大事な要因であると考える。
HOME > 記事一覧
永住
私は、この地で生まれ、育ち、高校を卒業すると地元に就職。この地を離れて暮らしたことがない。だから、里帰りの感覚がわからない。
しかし、この地の魅力は知っているつもり。不便なところもあるが、何となく落ち着く雰囲気がある。
私が通った中学校はなくなった。跡地だけが残っている。たまに、その場所を訪れ、歩くと、懐かしさを感じる。みんなで遊んだことなどの思い出がよみがえる。そのときが落ち着いた気持ちになる。以前、子供を連れていったことがある。自分の子供の遊ぶ姿に、自分の子供時代をオーバーラップさせる。懐かしい・・俺もこんな風にして遊んでいたのだろう。また、心を和む。
この地を離れて暮らしていないけれど、この地には「思い出」があり、この思い出が私の魅力である。いい土地である。
私には娘が二人。妻と話したことがあるが、「婿取り」なんか考えず、自分の道を考えてほしい。余生は妻と二人で楽しむから・・。ただ、この地の魅力だけは感じてほしいと思う。
しかし、この地の魅力は知っているつもり。不便なところもあるが、何となく落ち着く雰囲気がある。
私が通った中学校はなくなった。跡地だけが残っている。たまに、その場所を訪れ、歩くと、懐かしさを感じる。みんなで遊んだことなどの思い出がよみがえる。そのときが落ち着いた気持ちになる。以前、子供を連れていったことがある。自分の子供の遊ぶ姿に、自分の子供時代をオーバーラップさせる。懐かしい・・俺もこんな風にして遊んでいたのだろう。また、心を和む。
この地を離れて暮らしていないけれど、この地には「思い出」があり、この思い出が私の魅力である。いい土地である。
私には娘が二人。妻と話したことがあるが、「婿取り」なんか考えず、自分の道を考えてほしい。余生は妻と二人で楽しむから・・。ただ、この地の魅力だけは感じてほしいと思う。
露天商
私の本職ではない。手伝うことが多いため・・今回は、露天商の話をする。
イベント販売という言葉が正しいかも。
まず、会場に行ったら、駐車場と販売場所の動線を確認する。もちろん、最少の人数で販売するため、前日までに準備した写真入り看板を動線に合わせて設置する。主催者に怒られない程度に。やっぱりビジュアルな情報は必要だ。
あとは接客。元気よく声を出すことは当たり前。そして、人を選んで声をかける。やはり、ターゲットは女性。お姉さん、お母さん、おばあちゃんの言葉の使い分けも大事だ。
まず、「お姉さん」。自分と同じ程度であれば、必ず「お姉さん」。小さい子供を連れている若いお母さんはお姉さんと呼ぶ。見るからにばあちゃんでもお母さんと呼ぶ。自分の母親ぐらいの歳であれば、お母さんだ。
じゃ、ばあちゃんは・・。3世代、2世代で、つまり家族できたお客様の場合は、ばあちゃんという言葉を使う。これが私の鉄則・・。
この中で「お姉さん」の言葉は効く。「お姉さんだって!!」とか「お姉さんって、私?」などと言って、笑顔で私の販売物に興味を持ってくれる。もちろん、これで買った人はたくさんいる。やはり、言葉は大事だ。
余談ではあるが、仮に子供が好きな食べ物を販売する場合の話。だいたい開店当初はそんなに売れない。その場合、どうするか?
最初のお客さんの中で、イベント会場をまわりそうな雰囲気、ヘラヘラしそうな高校生に、無料でプレゼントする。ただし、条件が・・。「おいしい、おいしい」と言って、できるだけ長く時間をかけて食べろと指令する。やはり、ビジュアルな情報は必要だ。そうすると、客が増える場合がある。今までも何度か成功した。でも絶対じゃないよ。あくまでも参考として・・。
イベント販売という言葉が正しいかも。
まず、会場に行ったら、駐車場と販売場所の動線を確認する。もちろん、最少の人数で販売するため、前日までに準備した写真入り看板を動線に合わせて設置する。主催者に怒られない程度に。やっぱりビジュアルな情報は必要だ。
あとは接客。元気よく声を出すことは当たり前。そして、人を選んで声をかける。やはり、ターゲットは女性。お姉さん、お母さん、おばあちゃんの言葉の使い分けも大事だ。
まず、「お姉さん」。自分と同じ程度であれば、必ず「お姉さん」。小さい子供を連れている若いお母さんはお姉さんと呼ぶ。見るからにばあちゃんでもお母さんと呼ぶ。自分の母親ぐらいの歳であれば、お母さんだ。
じゃ、ばあちゃんは・・。3世代、2世代で、つまり家族できたお客様の場合は、ばあちゃんという言葉を使う。これが私の鉄則・・。
この中で「お姉さん」の言葉は効く。「お姉さんだって!!」とか「お姉さんって、私?」などと言って、笑顔で私の販売物に興味を持ってくれる。もちろん、これで買った人はたくさんいる。やはり、言葉は大事だ。
余談ではあるが、仮に子供が好きな食べ物を販売する場合の話。だいたい開店当初はそんなに売れない。その場合、どうするか?
最初のお客さんの中で、イベント会場をまわりそうな雰囲気、ヘラヘラしそうな高校生に、無料でプレゼントする。ただし、条件が・・。「おいしい、おいしい」と言って、できるだけ長く時間をかけて食べろと指令する。やはり、ビジュアルな情報は必要だ。そうすると、客が増える場合がある。今までも何度か成功した。でも絶対じゃないよ。あくまでも参考として・・。
自分の米は一番おいしいか?
一つだけ、稲作農家に聞きたいことがある。
それは「あなたのお米は世の中で一番おいしいですか?」と・・
食べ物のおいしさの一番の要因は「食べ慣れ」つまり、食習慣である。ほかの人がおいしくないと感じても、食べ慣れているものは、その人にとっておいしいものである。
でも、農家の中には「俺の米が一番おいしい」と豪語する人は少なくない。そこであえて言いたいのは「本当においしいのか?」と・・。前段の食習慣はともかく、おいしいという基準は第三者が判断しなければならない。例えば全国食味コンテスト。食味コンテストの話を聞くと、農家は「あのコンテストはあてにならない」など、否定的な言い方をする人もいる。でも、「おいしい」と基準は、作った農家の舌では信用性が足りないような気がする。
ぜひ、豪語する農家のみなさんに言いたい!どんな食味コンテストでもいいから、出品して入賞してほしいと・・。第三者的にも、山形の米はおいしいと言われている。私の理想は、新潟のコシヒカリに負けることなく、食味のコンテストで上位入賞を独占してほしいことだ。
ただ、全国食味コンテストで上位入賞した米でも、必ず売れるという保障はない。みんな、売ることに苦労しているようだ。でも、第三者が判断した「おいしさ」は、基本の関門。それ以上に「売る作戦」が必要になってくる。
今は、食味が基本中の基本で、さらに必要なのは「物語」だ。農産物の現物と農村環境をセットにして売る・・これも大切な「売る作戦」だ。
一つ苦言をあえて書こう。米づくりは、土地改良が進んだ現代においては、もっとも手のかからない農産物だ。それをあえて、手のかかる無農薬米、有機米を作って、高く売っている農家もいる。だからこそ、手のかからない農産物「米」を売るには、手のかからない分、何かをしなきゃ、売れないと思う。国が悪い、国が安くしている、そんなことではない。農家のポジティブなアクションが必要だ。
それは「あなたのお米は世の中で一番おいしいですか?」と・・
食べ物のおいしさの一番の要因は「食べ慣れ」つまり、食習慣である。ほかの人がおいしくないと感じても、食べ慣れているものは、その人にとっておいしいものである。
でも、農家の中には「俺の米が一番おいしい」と豪語する人は少なくない。そこであえて言いたいのは「本当においしいのか?」と・・。前段の食習慣はともかく、おいしいという基準は第三者が判断しなければならない。例えば全国食味コンテスト。食味コンテストの話を聞くと、農家は「あのコンテストはあてにならない」など、否定的な言い方をする人もいる。でも、「おいしい」と基準は、作った農家の舌では信用性が足りないような気がする。
ぜひ、豪語する農家のみなさんに言いたい!どんな食味コンテストでもいいから、出品して入賞してほしいと・・。第三者的にも、山形の米はおいしいと言われている。私の理想は、新潟のコシヒカリに負けることなく、食味のコンテストで上位入賞を独占してほしいことだ。
ただ、全国食味コンテストで上位入賞した米でも、必ず売れるという保障はない。みんな、売ることに苦労しているようだ。でも、第三者が判断した「おいしさ」は、基本の関門。それ以上に「売る作戦」が必要になってくる。
今は、食味が基本中の基本で、さらに必要なのは「物語」だ。農産物の現物と農村環境をセットにして売る・・これも大切な「売る作戦」だ。
一つ苦言をあえて書こう。米づくりは、土地改良が進んだ現代においては、もっとも手のかからない農産物だ。それをあえて、手のかかる無農薬米、有機米を作って、高く売っている農家もいる。だからこそ、手のかからない農産物「米」を売るには、手のかからない分、何かをしなきゃ、売れないと思う。国が悪い、国が安くしている、そんなことではない。農家のポジティブなアクションが必要だ。