小野川温泉 吾妻荘

小野川温泉 吾妻荘
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 直江兼続が着用した鎧や白布で鋳造させた
 火縄銃など直江関連の遺品の宝庫。

 市内から13号栗子方面にぬける市内域の
 住宅街のはずれにあります。

 休館日 毎週月曜。午前十時から午後5時
 まで会館。 入館料大人300円。
 館山浄水場のあたりに佇む古刹、館山寺。
 長井、伊達、上杉とつずいた寺で簗沢の
 龍雲院と縁寺になっています。

 館山発電所の城館遺跡の歴史を最もよく
 つたえる寺で、
 
 旗本山の名称が仙台藩重臣中村家の先祖の
 事跡を物語っているようです。
 稽照殿に残る鷹山公直筆の遺訓。

 歴代の藩主に
 この遺訓が伝えられたと言われます。

 
 受けつぎて、國の司の身とならば

 忘るまじきは、 民のちちはは。
 写真向かって左が鷹山公の遺骨が安置
 してある廟です。右の廟が歴代の藩主
 のもので檜木で立派につくってあります。

 窮乏を極め、幕府への領地の返還をも
 検討されたといわれる藩財政を立て直し
 民の父母の理念による自らの倹約政策
 の今に残る証しがこの杉材などで作られた
 御廟です。
 
 
 鬱蒼とした杉林の中にたたずむ上杉家
 歴代の墓所、御廟所。

 駐車場もあって便利。

 地元の歴史に明るい観光ボランチイアガイドが
 詳しく説明してくれます。

 直江兼続の菩提寺が新潟にあって、米沢に残って
 いないのは何故か。

 歴史の裏話しも教えてくれるかも。
 上杉歴代の廟所を管理する法音寺。
 
 この寺の付属の幼稚園に幼い頃バスで
 かよったものです。

 廟所を歩いた記憶と昼寝の記憶があります。

 小野川温泉の金乗院は、明暦に上杉の認可の
 もとに創建されたもので、おそらく火事があった
 もので、伊達時代の寺が焼けたのでしょう。
 法音寺と縁寺になっています。
 直江兼続の兜の愛は有名ですね。
 
 上杉神社内、宝物殿 稽照殿に展示してある
 直江公の鎧。

 愛とは、愛染明王の愛もしくは愛宕神社の
 愛ともいわれ、いずれも戦勝を祈願した
 ものでしょう。
 新潟から会津をへて米沢に上杉が家臣団
 6000騎をつれて定住し始めた初期、
 直江は城下の整備と原方衆の定住を指揮
 しました。

 家老、千坂の家臣団が会津街道の押さえとして
 簗沢村のは入り口に定住したのが赤芝原方衆です。

 そして伊達の館跡であった館山から赤芝に
 道路を切ったものです。
 直江が西山堰(帯刀堰)を直属の与板衆
 に切らせ、城の西山一帯の川水を木場まで
 流せるようになって、木ながしが田沢、
 簗沢、綱木を中心に本格化しました。

 御用木、薪、建築用材に使われたものでしょう。

 三沢の木ながしは、数百年の歴史を
 刻むことになります。

 三沢郷土史の鈴木亮氏
 の労作に詳しく説かれています。