我々のアジト、それこそが通称「壱ノ蔵」。
えっ、知らない?
それじゃぁ、知らない方のために軽く壱ノ蔵の紹介をと…。
えぇと、壱ノ蔵は長井市あら町にありまして、お惣菜屋さんが所有している蔵なんですよ。
そこをお借りして、地域の方々に「資源としての蔵」を認識していただくために様々な活動を行なっている拠点なんです。
ここにたどり着くまでには時間を要しました。
と言うのも、我々なんてどこの馬の骨か分らない連中なワケですよ。
「我々の活動のために蔵を貸してください」なんてお願いしても「ハイ、いいですよ」なんて快く返事してくださる人なんて、そうそういるワケないじゃないですか。
足を棒にして回って、最後の最後にお惣菜屋さんにダメモトで相談したところ快く承諾してくださったという、涙なくしては語れない話なんだごで。
お惣菜屋さんに感謝感謝です。足を向けて寝られません。
長井市内ほとんどの蔵は気配を殺すかのように屋敷の裏にたたずんでいまして、当然の如く持ち主しか出入りができません。
おそらくそれらの蔵にはゴッソリと金銀財宝が眠っていて、持ち主が夜な夜なお宝を眺めてはニヤリとほくそえんでいる毎日を送っておられるのでしょう。
そんなワケねぇか…。
ところが壱ノ蔵は珍しい事にロードサイドにありまして、お店に入るような感覚で出入りができる絶好の環境なんですよ。
造りはしっかりしていて、私達が使わせてもらうにはもったいないくらいです。
そんな好立地の環境で活動をさせてもらっています。
ただ、まだまだ活動は頻繁にとは行かず、地区で大きなイベントがある時にカフェや居酒屋に化けている程度。
また、それ以外の時は大家さんが夜中に懐かしいレコードをかけては、まったりとした時間を過ごしている事もあります。
もし夜な夜な蔵の電気がついていたら遊びに来てみてください。大家さんがレコード聞いているハズです。
※画像は蔵内部を居酒屋風にアレンジした時のもの
NPOフェローシップ・シンポジウムのご案内
国際交流基金日米センターでは、長井まちづくりNPOセンターの青木孝弘事務局長をパネリストに迎えて、12月13日(木)に岩手県盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)にて「米国NPOの知見を地域に紹介するシンポジウム」をいわてNPOセンターと共催で開催します。参加費は無料です。日米センターのウェブサイトで詳細をご確認の上、EmailまたはFAXにてお申し込みください。皆様のお越しをお待ちしております。
この記事へのコメントはこちら