去る、3月18日に行われました「歴史を活かしたまちづくりシンポジウムin長井」に大勢のご参加を頂き、誠にありがとう御座いました。
まちづくり学校2011活動報告では、各班それぞれ個性があって面白い報告会であったと思いました。中には発表に熱が入り、時間をオーバーしても話足りない様子の班もありました。
西先生の基調講演は、神奈川大学まちづくり研究所での事例などをもとに様々なまちづくりの在り方を教えて頂きました。また、小民家の解体作業の様子などもみせて頂きました。中々見る機会もないので、とても興味深かったです。
当NPO小幡代表理事の基調報告では、長井市及び山形県の有形登録文化財の数を全国と比べてどうなのかという報告を頂きました。まだまだ全国と比べると少ないようです。また、発掘しければ価値のあるものがダメになって行く現状も報告して頂きました。第2部の最後に登録推進宣言を行い、満場一致でご賛同頂き、今後のまちづくりに大いに期待が出来ると感じました。
第3部として、西先生にコーディネーターをして頂き、長野県松代市の香山篤美様、栃木県栃木市の大波龍郷様、そして我が市から齋藤孝一郎様、当NPO小幡代表理事をパネラーに迎えパネルディスカッションが行われました。
それぞれ、松代や栃木の事例を発表頂き、魅力的なまちづくりを行っていて、みなさんに是非行ってもらいたいと思いました。また、齋藤さんの個人宅が文化財になって色々なご苦労もあるようですが、「文化財に登録して良かったか、悪かったか」の問いに、ご本人から「良かった」という言葉が聞けてとてもうれしく思いました。質疑応答の時間は、参加者から、まちあるきのためのガイドをどのようにしてるか松代の香山さんや栃木の大波さんに聞かれてました。
また、滋賀県愛荘町の林様にもお話頂き、自分の町はまちづくりに関して危機感がないという事で、今後のまちづくりに大いに参考になったとお言葉を頂きました。
そして終了時間も延長して色々な意見が交わされ、盛況のうちに閉幕となりました。ご参加頂きました皆様、ご協力頂きました団体の皆様、今回は誠にありがとうございました。今後の長井市のまちづくりに大いにご尽力下さる事を願いまして、以上ご報告と致します。
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