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うまいくだもの園|取材日記

食材ネット
生産者コーディネーターの小嶋です。

平成23年8月22日、
うまいくだもの園さんの取材に行ってきました!


うまいくだもの園さんは
先進的な方法でたくさんの品種の果物を育てています。
園主の果物に対する熱意は並のものではありません!

お客様の要望にこたえ
同じ果物でも
様々な品種を育てています。

すでに次に植える品種を想定して
台木から育てているというので
常に先を見て農業を実践しています。




ファームステイを受け入れており、
年間たくさんの人が園に訪れます。

果樹園からの眺めもよく
作業しながらスタッフと語らい
素敵な時間を過ごすことができます。

観光果樹園ではなくファームステイを選んだのは
お客さんとじかに触れ合えるから、という園主。


加工品にもそのこだわりがあらわれています。

スパイスなどに頼らず
くだものの味だけで勝負するケーキや、
「もっと買えばよかったワッフル」など
ネーミングも独特!

対面販売を重視し、
みなさんその味に納得されるそうです。

催事などには
旬の果物のとなりに、
その作物で作られたお菓子が並びます。

果樹農家ならではの、
その作物に対するプライドが伝わってきます。

加工品の全ては
どこかの真似ではなく
レシピや形や型までも、
一から作り上げたもの。

何かを参考にすることはない、と園主。

自分たちの努力と
お客さんの反応からのみ
試行錯誤を重ね
こつこつと積み上げるのだそうです。



どれもおいしいですよ!


その取り組みは各メディアにも取り上げられています。
https://flets-members.jp/pub/pages/local/gourmet/gourmet_ymgt_kudamono.html


若手農家さんの研修先にもなっているとのこと。

果樹栽培には素人の私にも
栽培方法まで熱く語ってくださり、
その一つ一つが
「なるほど!」を連発させる内容なので、
ここにくれば
得るものの大きさは計り知れません。


果樹園を散策しながら
その作物の一つ一つについて
詳しく説明していただきました。

訪れた季節は
ちょうど桃の収穫期で
説明の合間にも
桃をもいで味見させていただき
いくつもある品種を
一つ一つ手渡してくれるので
両手がいっぱいになってしまい
カメラを構えることができなかったほどです(笑)

桃の収穫体験までさせてもらっちゃいました!


園主の奈良崎さん、
娘さんで園を手伝う洋子さん、
貴重なお話をありがとうございました!



みなさんも、
うまいくだもの園を、
ぜひ訪れてみてください。
2011.09.06:asuka:コメント(0):[■取材日記]

渡沢寿さん|取材日記

食材ネット
生産者コーディネーター小嶋です。


平成23年7月のある日、
ともに食材ネット担当のTさんと
渡沢さんの所属する
山形おきたま産直センターさんに
お邪魔しました。


このときは
食材ネットのサイトは存在しておらず
小嶋もコーディネーターとして
任命されたばかり。
もちろん初対面です。

突然アタックしたにも関わらず
貴重な時間を割いて
お話をしてくれました。


農村の抱える根源的な問題や
震災による放射能の風評被害のこと。


突出した個人の生産者がいても
地域全体を引っ張ることは難しく、
農家同士がまとまって
地域ブランド化をするなどして、
全体の底上げがなされなければならない、
とのことでした。


取材にうかがった時期は
ちょうどこの地域で
さくらんぼの出荷が
一段落したころだったのですが、
今年は風評被害の影響を
少なからず受けたとのことです。

観光果樹園などでは
打撃を受けたところも多かったようです。

しかし贈答用や
個人客とのつながりを持つ生産者は
それほど打撃を受けなかったといいます。


「あなたの作ったものなら安心」という
人と人とのつながりや絆の強さが
そこには見える気がします。


渡沢さんは
米・食味分析鑑定コンクールで
品種部門(有機栽培ひとめぼれ)で連続2度
受賞したほどの方なのですが
ご本人がそれをアピールされないので
産直センターの中にある
垂れ幕がなければ気づきませんでした。
(謙虚です)

http://earlybirds.ddo.jp/okitama/article.php?id=1137


帰る際には
さくらんぼのおみやげもいただいてしまいました!


またお話を聞かせてください!
ありがとうございました。
2011.09.06:asuka:コメント(0):[■取材日記]

機織長屋

  • 機織長屋
念願の!!

亀綾織の機織長屋!

建物の前を通るたびに
後ろ髪をひかれ
イベントチラシなどで
機織体験を目にしても
どうしてもはずせない用があったりで、
気になり始めてから
あっという間に4年くらいたっていました。


細い細い生糸での緻密な作業。

作業をしている人の手元を眺めると
気の遠くなるくらい
根気のいる仕事だということがわかりました。

亀綾織ずっとやりたかったけど、
私なんかが
片手間にホイホイできるものではないことが
身にしみてわかりました。

じっくり
それ一つに集中するべき手仕事です。


しかし
敷居の高いイメージを
持つ必要はないのだなあ、と思いました。

もっと身近に織物を。
せっかく新庄にいるのだから亀綾織を。

今の自分に出来ることは
織物って楽しいよ~と
周囲の人にすすめてアピールすることかな。


今回の体験は
普通の毛糸でのタペストリー作り。

本当の亀綾織を体験しようと思ったら
10cm四方のコースターを織るのにも
日が暮れてしまうことでしょう。


3種類の糸を選ばせてもらって
それを横糸にします。

縦糸が白だったので
横糸の1本も白にして
残りの日本を同系色の青系にしました。


糸を選んでいるときと
織った感じは違うとのことで
なるほどその通りでした。

糸の太さでも違います。

裂き織りなどをしていてもそうですが、
思いがけない組み合わせが絶妙だったりするのが
また醍醐味だったりもしますよね。

奥が深い。

またやりたい。
というか、もう織機から自作したい。
(すぐ暴走する)


まずは今年の綿花の糸紡ぎ&藍染めかな。

そしてあわよくば織りも…。
楽しみが膨らむ。
2011.08.30:asuka:コメント(0):[■取材日記]

立秋→処暑

昨日はあいにくの雨でしたが
無事にイベントも終わりました。

イベントの内容はあとでアップしますね。

これまでは
主にあすか工房の活動を
こちらのブログでアップしてきており、
食材ネット以外の取材の部分は
実はかなり
更新したい内容が溜まっています。

取材に行った順に
内容もしっかり記録しておきたいので
なかなか時間がとれずにいました。

自分に責任がある活動については
写真と一言ですみますけど
農家さんたちとの関わりの部分は
なかなか一言でアップできるものではありません。

まとめて時間のとれるとき
一気に載せたいと思います。


今もまた取材道中です。

立秋が過ぎ、明日は処暑というところですが
いやはや
涼しいどころか寒いです。

みなさま、体調など崩されませんように。
2011.08.22:asuka:コメント(0):[■取材日記]

打ち合わせ

  • 打ち合わせ
食材ネットの打ち合わせで山形へ。


日ごろ、ちょこちょこ動くことしかできなくて
自分でまとまった成果を感じることは少ないけれど、
すり合わせて形になったものが目に見えてくると
ちゃんと進んでいることを実感できます。


帰りに仁藤商店さんにお邪魔しました。

すごくいい空気を持っている社長さんでした。
初対面だったので気を使っていただきました。

ついでにお店で買ってきた豆乳プリンは
あっという間に子供たちに食べられてしまいました…。
2011.08.11:asuka:コメント(0):[■取材日記]