10月6日(火)
館内空調機器動力盤改修工事のため臨時休館となります。
ご迷惑をおかけいたしますがご承知おきの程、何卒よろしくお願いいたします。
なお、職員は事務室に在勤しております。
お問い合わせ:0238-43-6802
9月3日、赤湯中学校一学年83名の生徒さんが社会科見学で来館されました。
1クラスを2つのグループに分け、感染症予防につとめながら、皆さん活き活きと見学されました。臨雲文庫では、館長から論語を通して結城先生の生き方を学んだ後、結城先生が赤湯に滞在された折に利用され、現在は貴賓室として活用している部屋を特別見学しました。本館の常設展示室では、結城先生が山形中学時代に経済の道に志を立てたことや、日本銀行に晴れて入行するまでの努力の過程を紹介しました。記念館での経験を、今後の進路に役立てていただきたいと願っています。
~見学の感想~ ※一部抜粋して紹介
・「『四海兄弟』という言葉を聞いて、相手を敬い信頼されるような人間になりたいと 思いました。また、僕はたまに勉強を後回しにしてしまうことがありますが、そんな 時は『学ぶは山に登るが如し』という言葉を思いだし、知識の幅を広げ学びの楽しさ を感じながら学問に励んでいきたいです。」
・「明治と令和という時代の違いは大きくありますが、心や温かい気持ち、熱意は何も 変わっていませんでした。私だから伝えられるものを発信していき、いつか自信を もって私は“人の鏡”になれていると言える日が来るといいです。」
・「僕は『子曰く 之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に に如かず。』という論語が印象に残りました。何事も楽しみながら行うという意味が よく、苦手なことを楽しく考えていきたいと思いました。」
・「『学ぶは山に登るが如し』という言葉が心に残っています。学ぶことと山に登るこ とはたしかに似ていて、一歩一歩登れば視界が開けていくので、私も諦めず頑張って いきたいです。」
・「『四海のうち皆兄弟なり』という言葉が印象に残りました。世界の国々が理解し合 うことが必要だとわかりました。」
かねてご案内しておりました企画展『ふるさとの写真家・佐藤吉栄』では、7月より毎週火曜日にエリアごとの展示替えをしております。現在2回の展示替えが終了し、開催当初から比べ、約半分のエリアの作品を入れ替えました。
ボート遊びができた時代の白竜湖の写真や、迫力あふれるモロッコでの一場面、ミャンマーで撮影された荘厳な寺院の様子など、写真を通して新たな魅力を体験できるのではないでしょうか。すでにご来館くださった方も、そうでない方も、是非お運びください。
※観覧にあたっては、市のガイドラインにもとづき感染症予防対策へのご協力をお願いしております。また、8月第3週の展示替えは行いませんので、予めご了承ください。