年の初めから豪雪に見舞われ大変難儀しましたが、記念館でもようやく春の訪れを感じることができるようになりました。お蔭様で駐車場にわずかに残っていた雪も消え、ようやくすべての駐車スペースに車を停めることができるようになりました。

　４月７日現在、記念館２階ロビーから見える烏帽子山の様子は、千本桜の蕾が膨らんできたのか、山全体がうっすら赤く色づき始めたように思います。また、記念館庭の結城先生ゆかりの紅白梅も、蕾ははちきれんばかりで、数日中に開花を迎えそうです。臨雲文庫前の結城先生生誕１００年を記念して植樹された吉野しだれの桜も、豪雪に耐えてたくさんの蕾をつけてくれました。あと１週間もすれば、記念館は良いお花見の頃となるでしょう。

どうぞ今年度も記念館を宜しくお願い申し上げます。

　市内各家庭に大切に伝わってきた雛人形の数々と、市内在住の作家によるひなまつりをテーマにした作品を数多く展示いたしました。さらに、今年度あらたに寄贈いただいた木村家の雛人形を初披露いたしましたので、ぜひご覧ください。

　また、昨年ご好評いただいた“おひなさま気分で記念撮影”コーナーでは、檜扇（ひおうぎ）や笏（しゃく）・平額（ひらびたい）や冠（かんむり）など、昨年より頭飾りや小物を増やしてご用意いたしました。こちらも併せてお楽しみいただければ幸いです。ぜひ記念館で初春の華やかさをご体感ください。

　当館は１２月２９日（水）～翌１月３日（月）まで休館いたします。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

　昨年来のコロナ禍により、新しい生活様式のもと試行錯誤の一年でした。今なお医療等関係各所で懸命な活動を続けていらっしゃる皆様には、心より感謝を申し上げます。当館は今後とも来館される方々、地域の皆様の安心安全を最優先に、引き続き感染拡大防止の取り組みを徹底してまいります。事態の一日も早い収束を心よりお祈り申し上げますとともに、来年度も当館の事業にご理解ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

　本日より、令和3年度第3回企画展『日本銀行の使命と役割～結城総裁が身命を賭した責務～』を開催いたしました。昭和26年（1951）に結城先生がこの世を旅立たれてから、今年でちょうど70年の節目を迎え、あらためて結城先生の40年に亘る激動の銀行家人生を資料ともに振り返ります。皆様是非お運びください。

本日より上記のガイドラインに変更となりました。ご来館にあたっては各項目をご理解いただき、感染症拡大予防のため引き続きご理解ご協力をお願いいたします。