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【60代の転職体験記】シニアの挑戦!山形の中小企業に知恵と経験を伝承したい ~体験者Kさんから同世代への熱いメッセージ~

  • 【60代の転職体験記】シニアの挑戦!山形の中小企業に知恵と経験を伝承したい ~体験者Kさんから同世代への熱いメッセージ~

今でこそ「転職」は一般的になってきており、定年まで1社で勤め上げる、という人は少なくなってきました。
とは言え、今のシニア層(概ね55歳以上)は、転職のご経験がないうえに、ご経験値が高いがゆえに、求められるポジションとして、誰でもアプローチできる一般的な求人情報元では見つけにくいのが実情です。

大手企業さんのリストラなどに伴う転職活動の場合ですと、「再就職支援サービス」などが利用できるケースもありますが、そうでない場合は大変ご苦労されるケースが多いようです。

知識も経験も意欲もありながら、活躍できる場が見つからずにご苦労されていたシニア層のKさん(転職活動開始当時58歳)から、今回私たちがシニア・エグゼクティブ層の転職支援を強化していくにあたって、体験記をお寄せいただきました。

Kさんがまとめてくださったご自身の経験と、これから転職、再就職を進められるシニア層のみなさんへのメッセージをご覧ください。

 

私は、高校を卒業して就職し、一つの企業に30数年間勤め、思うところがあり定年前で退職しました。

その「思うところ」についてですが、私はその企業での業務で20年ちかく海外勤務に従事していて、日本のノウハウを海外工場へ伝授することと、海外工場への部品供給を現地調達の推進を行ってきました。
当然、山形の地場の部品会社を海外展開を促したりしましたが、結果的に海外メーカーへシフトするケースも相当数ありました。

そこで実感したのが、山形の企業は造る技術と品質は大変すばらしいものがあるが、コストとなると「言いなり」でなかなか実際の数字が出て来ない。・・正確に原価が捉えられていないことでした。

もっと、重要な経営指数を数字で判断出来る様にすれば、取引先との交渉もより説得力があるのに・・と思っていました。

「山形の中小企業の経営的な地盤を強化したい」こんな思いを持ちながら退職、活躍できそうな転職先を探していたところ、ジンジャーズさんとの出会いがありました。

ジンジャーズでは、代表の佐藤広一が中心となって面談し、さまざまな角度から企業をリサーチしました。

結果として、求人票も求人ニーズもなかった企業への入社となりました。

「今ある技術力に加えて、経営力をあげられたらもっといい会社になる」と見込んだ企業へ、Kさんのご採用を提案したところ、その社長がお持ちだった課題を解決する人材として、ぴったりマッチしたのでした。

Kさんは、今、社長の片腕として経営の中核を担う第2の職業人生を歩んでおられます。

今、山形の中小企業は、新型コロナ感染拡大や世界的な情勢不安などの問題で、経営的に大変厳しい状況になっているところも多く、直感経営では乗り越えられない事態になっています。

是非、シニア世代の方々にはこれまで培った経営管理や製造管理のノウハウを山形の中小企業の為に生かして欲しいと思っています。

人生100年時代と言われる昨今、まだまだ活躍できるシニアの皆さんがたくさんいらっしゃると同時に、「年齢が高くても、活躍してもらいたい」と考えている企業も増えてきています。
Kさんも、Kさんを採用いただいた企業さんからも、「大変良かった」と、嬉しいお声を頂いています。

Kさん、お忙しい中メッセージありがとうございました!

山形転職を運営している私たちジンジャーズは、求人情報をただたくさん集めるだけではなく、企業の課題を把握して「こんな方だったら課題解決できる」という提案型のご紹介も数多く行ってきました。これからは、なお一層こうしたシニアの方々の活躍の場の開拓にも力を入れていきます。

2022.06.17:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【40代の転職体験記】ミドルの転職。先行きが見通せない現状からの脱出。「何が一番大事か」を整理してつかんだ、転職成功への道。

  • 【40代の転職体験記】ミドルの転職。先行きが見通せない現状からの脱出。「何が一番大事か」を整理してつかんだ、転職成功への道。

40歳のことを「不惑」と表現することがありますね。
これは「三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る」という論語の有名な一節に由来していて、「40歳になればあれこれ迷いなく惑わされなくなる」というような意味だとご存じの方も多いでしょう。

しかし現代では、40代といえば、仕事では中核人材・責任ある立場として、家庭では家族を支える大黒柱として、公私共に悩み多き年頃かと思います。

今回ご紹介するOさんもそんな悩み多き40代。しかも、会社の経営状態が不安定な状況下で「残るか」「辞めるか」というような人生の岐路に立った時、私たちのところへ相談にいらっしゃったのでした。

この度、無事に転職活動を終えたOさんから、これまでの活動を振り返って体験記としてまとめていただきました。

こんにちは。Oです。
その節はお世話になりました。

おかげさまで転職前に有給休暇を頂いています。
状況が良ければ遠出もしたかったのですが、ほぼ自宅でのんびり過ごしていました。
その充電期間もあっという間に終わってしまい、また社会人に戻れるか心配です(笑)

ただ今は、不安よりも新しい環境・出会いへの期待の方が大きいかもしれません。
もちろん実際に働いてみれば、悪い点も見えてくると思いますが、そこは私のこれまでの経験を活かし、より良い方向に持っていけるよう頑張っていきたいです。

前置き長くなりましたが、以下書いてみました。

Oさんには、転職活動が全て終わって、入社を待つ間に、体験記をまとめていただきました。当社の体験記は、「書いても良いよ」とおっしゃってくださった方に、直接書いていただいているケースがたくさんあります。

1.転職を考えたきっかけ

 職場が遠距離で通勤時間が長く、疲れによる健康面や交通事故が心配だったこと。
家族との時間がもっと欲しかったこと。
リストラによって人員不足が生じ、日々の業務に追われ、新しいことにチャレンジできる環境になかったこと。
将来的な会社存続に不安を覚えたこと。

転職を考える理由として、Oさんのように複合的な要素が絡んでいる方もたくさんいらっしゃいます。体力的なこと、家族のこと、会社の将来、自分の将来、などなど・・・。
私たちとの最初の面談では、まずはこうした「なぜ転職を考えるのか」を整理することから始めます。

2.山形転職(ジンジャーズ)との出会い

 先に転職をした先輩の紹介。数ある転職支援会社の中で一番親身になって相談に乗ってもらえたということだった。信頼する先輩の紹介と山形県に特化しているという点から登録した。 

山形転職(ジンジャーズ)では、転職を叶えられた方のおよそ30%が知人などからの紹介(口コミ)なんです。Oさんも、先に転職活動をされた先輩から当社をお勧めいただいてご登録になった1人だったんですね。

3.ジンジャーズと面談してみてどんな印象だったか

 山形県内の企業情報が豊富である。求人情報にとどまらず、社風や人事方針など内部にも精通しているので驚いた。 
 自分の働き方へのスタンスについて丁寧にヒアリングしてくれる。
 そのため、大手転職支援サイトのように、登録情報から機械的に企業紹介してくるのではなく、その人に最適な企業をピンポイントで薦めてくれるのだと思う。
また良い意味でがっついていなく、転職を焦らせることも無かった。

「がっついていない」というのは、複数のエージェントさんを利用されているご相談者から、当社をご評価いただいた時によく出る言葉です(笑)
私たちジンジャーズは、「あくまで転職は手段の一つ」と考えているので、転職させようとは決してしません

また、とにかくたくさんの求人企業を並べるというご案内ではなく、Oさんがおっしゃったようにその人に最適な企業をピンポイントでご紹介するようにしています。そのために、企業の社風や内部情報もできる限りしっかり集めるよう心がけています。

4.転職活動を通して苦労したことや印象に残っていること

 現職の年収から下がってしまうので、どこで折り合いをつけるか悩んだ。コロナ禍もあって求人も少なかったのかと思う。
現職での事情もあり、入社時期の調整に苦心した(ジンジャーズさんに上手く調整して頂いた)。

なるべく収入が下がらない転職、できれば年収の上がる転職ができるようサポートしていますが、異業界や異職種への転職の場合、入社後しばらくは年収が以前より下がるということもあります。その場合は、ご家族などとも長期的な目線でじっくり相談いただけるよう、しっかりと検討時間をいただくように企業にもお願いしています。
「早くご決断いただけないと内定の取り消しになりますよ」というように急かすこともしません。
私たちは、年収の交渉はもちろん、検討の期間や入社時期についても、企業と個人の間に立って調整します。

5.転職活動を振り返っての感想や、これから転職活動を始める方へのメッセージなど

 将来が見通せなく、かつ働き方が多様になる時代で、自分の仕事に対する考え方、何が一番大事か、整理できて良かった
また、転職活動は自分の市場価値を知る良い機会だと思う。
転職するしないは別にして、現状に不満・不安があるなら、一度転職活動してみるのが良いと思う
働き方、大げさに言えば、生き方が明確になって一歩前へ進めるきっかけになると思う。 

以上、拙い文章ですみませんが、よろしくお願いします。

「登録したら転職しなければいけない」ということではありませんので、転職するか、しないか」というところからご相談にきていただくことを、私たちもお勧めします。
何が一番大切か、私たちと一緒に考えてみませんか。
Oさん、お忙しい中、体験記作成にご協力いただきありがとうございました!
 

インターネットなどでいろいろ調べてみますと、「不惑」は、もともと一番最初は「不或」とされていたとする説があるそうです。後世に形の似た「惑」の字が当てられ、それによって意味が変わったのではないか、というものです。

もともとの「不或」とした場合、「四十而不或」は「四十にしてくぎらず」と読むとのこと。その意味は「四十になったなら、自分のこれまでの考え方や過去にこだわらず、もっと幅を広げてチャレンジしていこう」ということなのだそうです。

Oさんも、新たな業界へのチャレンジを決めて、羽ばたいていかれました。

みなさんにとってより良い人生の選択ができるようなサポートをしたい、と私たちはいつも思っています。
長い人生、ほんの一瞬だけでもお時間とっていただいて、私たちと一緒にこれからの歩む道を考えてみませんか。
もしかしたら、ご自身の考えや可能性が広がるきっかけになるかもしれません。

お問い合わせ、ご相談を心よりお待ちしています。

2022.04.15:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【30代の転職体験記】「転職して、その後どうですか?」 転職失敗!?から、自分の土台を活かせる業界へ再転職。「無駄になった経験はない」

  • 【30代の転職体験記】「転職して、その後どうですか?」 転職失敗!?から、自分の土台を活かせる業界へ再転職。「無駄になった経験はない」

こんにちは!コンサルタントの澤村千明です。

 

これまで「転職体験記」では、「転職活動をどう行っていたか」という転職先へ入社する前の出来事や心境をご紹介する記事を主に掲載しておりました。

でも・・ちょっと私は気になりました。「転職した皆さんは、転職したあとの仕事や生活をどう感じているのだろう?」

そんなわけで、今回は趣向を変えて。「転職してしばらく経った方へ、今の仕事・生活についてお聞きする」という転職後インタビューを実施しました。

 

ご協力いただいたTさんは、ジンジャーズを通して転職して1年あまり経った方です。
実はTさんはジンジャーズを利用して2回、転職を経験されています。1回目、ジンジャーズからご紹介したA社へ転職されましたが、残念ながら早期で退職をご決断され、2回目の転職活動。2回目もジンジャーズにご相談いただき、B社へ入社して現在に至っています。

1回目の転職の際はどう思っていたか?2回目はどうだったか?ジンジャーズの関わりはどう感じたか?など、いろいろな視点からお聞きしてみましたよ。

 

 

・・・・・・・・・

 

澤村:Tさん、本日はお時間をとっていただきありがとうございます!早速ですが最初の転職活動について教えてください。どんな経緯でジンジャーズにご登録くださったのですか?

 

Tさん:登録時に勤めていた会社では、人員不足もあり非常に忙しい毎日で、帰宅時間も毎日遅く、体調を崩しかけていました。結婚した妻との時間もなかなか取れなかったんです。それで、環境を変えようと思って転職を決めました。

最初は大手エージェントさんに登録しました。大手エージェントさんからは、電話がかかってきて、10分くらいこれまでの仕事の聞き取りをされました。一通り話をすると、「では、今後は求人情報メールを送りますので気になった求人があったときだけ連絡ください~」と言われて、それっきり。当時の私は「こんな自分でも転職できるのかな?自分には何も誇れるキャリアはないんじゃないか」と、自分のこれまでのキャリアにまったく自信がもてない状況でしたので、もう少し相談したかったのですが、十分なサポートを得ることはできませんでした。

そんなこともあって、もっと相談に乗ってくれそうなエージェントさんを探したところ、ジンジャーズさんを見つけました。

 

澤村:そうだったのですね。ジンジャーズでの転職相談ではどんな印象を受けましたか?

 

Tさん:最初に面談してもらった佐藤大輔さんは、これまでの私のキャリアをすごく評価してくれました。もともと、新卒で入社した会社では営業の仕事をしていたのですが、特にその経験についてお話をたくさんしたことを覚えています。
また、今回の転職では、生活環境・生活リズムを改善したいという自分の希望をしっかり聞いてくれたと思っています。

 

 

澤村:それで、諸条件が合ったA社に入社されますが、残念ながら早期離職となってしまいます。今、振り返って、A社を受験中に考えていたことはありますか?

 

Tさん:その時の仕事がきつかったので、「とにかく早く辞めたい」という焦りの気持ちがありました。面接していただいたA社長さんも良い方でしたし、未経験でも大丈夫そうだと思ったので入社したんです。でも、A社は完全に未経験の業界だったこともあり、仕事のイメージが正直まったく湧きませんでした。面接のときにいろいろ質問してみようと思っていたのですが、あまりにも分からない業界すぎて、何を聞いたらいいのか質問の内容すら浮かばなかった状態だったんですが・・・。

 

 

澤村:そうでしたか・・・。

ジンジャーズでも、未経験の業種・職種へ挑戦する方へのサポートは特に重要だと思っています。十分に会社側へ聞き取りをしたり、こんな仕事だよと会社に代わって説明をしたりしています。ただ、やはりそれだけでは十分に伝えきれないこともあり、事業の理解度や質問などは、もっと丁寧に確認すべきだったかもしれません。

A社に入社後、退職に至るまでどんなことを感じていたのですか?

 

Tさん:A社に転職したことで、もともと願っていた生活環境の改善を果たすことができました。帰宅時間もぐんと早くなりました。

ただ、自分がA社に入社したタイミングで新型コロナウィルスが流行り出したこともあり、会社の状況や仕事のやり方も通常と違っていた、ということはあったかと思います。そんななかでも大変だなと感じたことは2つあります。

1つ目は、やはりまったくの未経験分野で基礎知識が極端になかったことですね。大変残念なのですが、OJTだけではなかなか身につけるのが難しかった。基礎的な研修などもあるかどうかを確認しておいたほうが良かったなと思います。

2つ目は、人間関係のところでした。なかなか覚えられないことについて、厳しく怒るような先輩社員が指導担当になってしまい、良い人間関係を築くことができず、かといって指導ができる社員は他にいないという状況に悩んでしまって・・・。

そんなことが短期間のなかで続けて起こったため、私は「長く働き続けることは難しい」と感じ、すぐにA社の企業担当として選考など入社までサポートしてもらっていたジンジャーズの吉田博紀さんに連絡をしました。

 

澤村:転職後、そのような状況に置かれてしまったのですね。吉田からは、どんなお話がありましたか?

 

Tさん:吉田さんからは「再度転職することと、もう少し続けてみること、両にらみでいきましょう」と声をかけていただきました。私もそのときは、その通りだなと思ってしばらく勤めながら考えることにしました。

びっくりしたのが、相談をした翌週、吉田さんがA社に来てくださったことです。「すぐに対応してくれた。転職活動をするなら、またジンジャーズさんにお願いしたい」と感じました。もしかしたら、私のことではない別の用事もあってA社にいらしたのかもしれませんが、それでも入社後でも何か問題があったら来てくれるという安心感はありました。

 

 

澤村:実際、TさんはA社を辞めて再度の転職活動を選択されました。どんな気持ちでしたか?

 

Tさん:「もう失敗したくない」という気持ち。そして「次に入社する先は自分の基礎知識が多少でもある業界がいいな」という気持ちです。

 

 

澤村:A社を退職されたあとで、新たに現職であるB社の求人が出てきてご紹介させていただきました。B社への応募を進める時に不安はありませんでしたか?

 

Tさん:B社は、自分が新卒時に勤めた業界と近い業界とあって、A社のときのような不安感は少なかったと思います。ただ、それでも「また失敗するんじゃないか・・・」という不安は拭えず、親しい友人にも相談しました。友人からは「Tの知識や経験ならその業界も問題なく働けると思うよ」と言ってもらいました。

また、最初の面談も担当してもらっていた佐藤大輔さんがB社の企業担当だったのですが、佐藤さんから「B社は、A社よりも規模の大きい会社さんなので、仮に人間関係などで合わないことがあったとしても、異動などで状況改善ができる可能性があります」と言ってもらったことも、後押しになったと思っています。

 

澤村:なるほど。不安要因だった「知識の有無」と「人間関係」がクリアになったわけですね。実際にB社で働いてみて、どうですか?

 

Tさん:まずは、「基礎知識や経験の有無」は自分にとって大きかったんだなと感じています。現在は新卒時と近しい業界であるということで、新卒のときに懸命に学んで働いてきたことがしっかりと自分のベースになっていると思っています。

それから、上司にも恵まれたと感じています。基礎知識や経験が多少あるとは言っても、それ以上に新たに覚える量が膨大にある中で、ミスをしてしまうこともあったのですが「最初はできなくて当たり前」「ミスをしなくちゃ覚えられない」という言葉を上司から掛けてもらいました。ゆっくりと、でも確実に成長していけばいいんだと思わせてくれたり、期待されている・認めてもらっていると感じる出来事もあったり、居心地はいいと感じています。

もちろん、ジンジャーズさんに登録したときの希望である「生活環境の改善」も図られ、家族との時間も増えました。

 

澤村:それはよかったです!

今、2回の転職活動やこれまでの仕事について、何か思っていることはありますか?

 

Tさん:そうだなあ・・・。

過去に色々な経験をしてきて、今の会社で少し落ち着いたところではありますが、これまでの経験で無駄になったものはないですね。全部、活かされているというか考えさせられるきっかけになったというか。無駄な経験はないなと、そう思っています。そして、人との出会い。これも大きいですね。

 

澤村:なるほど。無駄になった経験は何もない。そうご自分の経験を肯定的にとらえていけると、新しい仕事にも前向きに取り組んでいけそうですね。ジンジャーズのサポートはいかがでしたでしょうか?

 

Tさん:最初の面談のときから感じていますが、きちんと話を聞いてくれて手厚いサポートをしてくださったなと思っています。結果として2回転職することになりましたが、その都度、自分のために動いてくれたり時間を取ってくれたりして、大変ありがたかったです。

 

澤村:そう言っていただくと、本当にうれしいです。Tさん、本日はありがとうございました!

 

 

・・・・・・・・・

 

Tさんへのインタビューを終えて。

Tさんから「あのとき、ジンジャーズの佐藤さんがこう言ってくれて・・」「あのとき、ジンジャーズの吉田さんがこうしてくれて・・」とお話が出てきました。念のため申し上げておきますが、これはヤラセではありません(笑)
自然と、Tさんのお話のなかからジンジャーズメンバーの名前が出来事とともに出てきました。こんな風に感じてくださったのはうれしいなと思います。

 

普段転職相談をお受けしていると「転職すればすべてがハッピーになる!」と思っている方も珍しくありません。
ただ、Tさんの転職後のストーリーからもお分かりいただけるように、転職においては、入社がゴールではなく、新たなスタートと言えます。特にTさんの1回目の転職のように、求人票にははっきりと書くことのできない部分(教育体制や人間関係など)で「合わない」と感じることもあります。(参考記事:転職に伴うリスクを考える。防げるリスクと防げないリスクとは?

 

今回のTさんが早期退職するに至ってしまったA社とは、Tさん退職後に振り返りをしっかり行い、ジンジャーズが今後改善すべき点や、A社に今後ご入社される方がいた場合にご配慮・ご留意いただく点などを話し合っています。ジンジャーズも万能ではありません。でも、だからこそ、人と企業に丁寧に向き合い、心のある転職支援をこれからも行っていこうと思っています。

 

2021.12.20:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【20代の転職体験記】首都圏の大企業から地方零細企業への転職。やりがいは増えて、学ぶ余裕もできた20代Hさんの転職体験記

  • 【20代の転職体験記】首都圏の大企業から地方零細企業への転職。やりがいは増えて、学ぶ余裕もできた20代Hさんの転職体験記

世の中には多くの企業がありますが、その99%以上が中小零細と言われる規模の小さな会社です。

とはいえ、「規模の大きい会社=安定している会社」と言うイメージも根強いため「転職するなら規模が大きい方がいいかな」と思っている方も多く、活動の選択肢を狭めてしまっているケースもあるように見受けられます。

また、「現状より小さな会社に転職する」ということに漠然とした不安を持つ方もいらっしゃるようです。

今回は、大都市圏の大きな会社から、山形の10人程度の中小零細企業へUターン転職したHさんにご協力いただき、転職前の心境から転職後の現在に至るまで、体験記にまとめていただきました。

 

Uターン転職への思いと、ジンジャーズとの出会い

大学進学とともに上京してそのまま東京で就職しましたが、心のどこかで生まれ育った山形にいつか帰りたいとずっと考えていました。
首都圏の大きな会社で仕事をしている中で、様々な人間関係に悩んだり、業務も増えて残業時間も増えていったり、転職を考える気持ちがどんどん強くなって、思い切って山形への転職をしようと動き出しました。

先に登録していた大手の転職エージェントさんでは、山形県で求人はない旨の返答をよくいただきました。
自分で調べてヒットしたのがジンジャーズさんです。山形県に特化した人材紹介会社だということで、まずは登録してみようと決めました。

最初の面談は「東京出張面談」で、その時は直接お会いしてお話でき、とても話しやすかったのを覚えています。面談中、もっと自分の事を知って欲しいと思い、取り留めない話をいっぱいしてしまった気がします。

そこから、根気強く求人を探していただけ、可能性がありそうな企業の情報をいただいていました。

 

Hさんは、大学の専攻を生かした専門的な知識が必要な職種での経験を積んでいらっしゃったスペシャリストです。スペシャリストであるがゆえに、ポジションが限られていて、なかなか山形での転職先が見つからず、最初の面談から2年ほど転職活動に時間がかかりました。

 

コロナ禍でも見つけられた経験を活かせる企業

新型コロナウィルス感染拡大により、他エージェントからの求人の紹介がなくなっていく中で、とんでもない時に転職を考えてしまったなぁと感じました。 そんな中でも、ジンジャーズさんから「こんな企業の可能性がある」と話をいただき、面接まで進めることが出来ました。

この難しい状況でUターン転職を目論んだため、家族からも「無理だ」と言われていたのに、内定が出た時には、家族含め周りが大変びっくりしていました。

 

オンラインでの面接に不安も

山形に戻って面接できないのに加えて、面接そのものが苦手なのに、「オンライン面接」という慣れない方法が重なって、とても不安でした。

でも、実際の面接の前にコンサルタントの佐藤広一さんに、実際に面接で使うオンラインツールで面接の練習をさせていただきました。

その際、自分のwebカメラが上手く作動しないことも発見でき、パソコンの設定を見直すきっかけにもなりました。事前に時間を設けていただけて、本当に良かったです。

 

大手企業から中小企業へ転職し、働き方や仕事の関わり方が変わったというHさん。
Hさんにとっては、中小企業での働き方は、よりやりがいの持てる環境となったようです。

 

「やっつけでこなす」仕事から「調べて考える」仕事へ

前の職場では、責任のある仕事も徐々に振られておりましたが、業務量が極端に多く、その日その日のやっつけ仕事でしのいでしまっていました。
一方で現在の職場は、全く知らないことでも自分で調べてみる時間がとれて、相談し理解しながら進めるといったものになりました。

また、時間に余裕を持てるようになったため、今までの仕事の基本知識をもっと深めてみよう、関連しそうな情報も把握しようと率先して動くようになりました。

分からない事もまだまだたくさんありますが、以前のように担当業務をこなすだけではなく、この業務にはこういう意味があったのか、と再確認できたり、また1人で業務を行うという責任感があってやりがいを感じています。

自分の業務以外の補助も行うこともあるので、自分の就業する会社の業務理解の一助にもなり、新しい発見がたくさんあります。

 

忙しい仕事を続けながらの転職活動は、通常でも苦労が多い中、この時期は県境をまたいで移動することも難しい、厳しい活動環境でした。そんな環境の中でも、前向きに活動を進めて無事に入社したHさん、入社後しばらくして落ち着いてからまとめていただいた「転職体験記」の最後は、弊社のPRで締めていただきました。

 

日々の業務に追われ、コロナ禍もあって頻繁に山形に移動して情報を集めたり求人を探したりすることが出来ず、受け身の転職活動だったのかなと思います。
しかし、ジンジャーズさんの多大なるご支援でUターン転職を実現できました。 なかなか忙しく自分の時間が取れない方で山形への転職を考えている方は、ぜひ一度ジンジャーズ様にお話しを伺ってみてはいかがでしょうか。

 

 会社規模を問わず、それぞれの会社の組織体制によって求められる動きはかわります。
私たちの経験上では、大きな企業の方が「分業」が進んでいて「狭く深い」専門性が期待される傾向がみられ、一方で、中小企業は関連業務全体の繋がりの中で「広く」動くことが期待される傾向がみられます。

幅広い業務や知識が求められるからといって決して「浅くて良い」というわけではないところが、なかなか大変なところではありますが、その分、自分の役割や意義を感じやすくなるのかもしれません。

大きい会社だからといって一生安泰とは言えなくなっている中で、会社規模に囚われずに企業探しをしてみるのも良いのではないかと思わせていただけるHさんの体験記でした。

Hさん、ありがとうございました。

2021.07.16:yamaten:コメント(0):[転職体験記]

【30代の転職体験記】地元山形で子育てをしたい。夫婦で臨んだ初めての転職。

  • 【30代の転職体験記】地元山形で子育てをしたい。夫婦で臨んだ初めての転職。

家族を伴ってのUターン転職は、仕事を変えるというだけでなく、転居が伴うことはもちろん、配偶者のキャリアプラン、お子さんの進学先など、複数の「人生設計」に関わる大きな決断です。

私たちジンジャーズも、「転職支援」「企業の紹介」にとどまらず、関わるご家族みんなが幸せに前向きに進めていけるように気を配っています。

今回ご支援させていただきました30代のOMさんは、首都圏の会社に就職し、一度はご自身の勤務先がある県外にご家族を連れて行ったものの、お子様の誕生や長い将来を考えた結果、地元山形での就業ができないかどうか、ご相談いただきました。

結婚やお子様の誕生、ご両親の介護など、ライフイベントに合わせて職業や職場を変えるということも、もはや普通のこととは言え、不安も大きいものかと思います。
人生の新たな転機を迎えたOMさん、私たちと一緒に進めた転職活動を、改めて振りかえって作成いただいた体験記をご紹介します。

 

「転職を考えたきっかけ」
子供が産まれ、夫婦の地元である山形で子育てをしたいと思った事がきっかけでした。

 

「活動前、活動中で不安だったこと」
活動前は、そもそも自分が初めての転職であることに加えて、年収が減ってしまうというイメージが大きくて、不安でした。


「活動中で印象に残っていること」
ジンジャーズさんと最初の面談をした際に、「生活を見積もる」という事を教えていただき、
生活を見積もる事で漠然とした年収減のイメージが具体的に数値化され、一気に活動が進みました。
面談はオンラインで行っていただきましたが、妻と子供の同席も勧めていただき、家族と一緒に話ができたことで、妻も安心したようで、転職活動を支えてくれました。

また、ジンジャーズさんを経由することで、転職活動の状況確認が勤務時間外の夜などにもできるため、スムーズに進められた点も良かったです。


「転職活動を終えての感想」
まずは山形にUターンでき、お互いの両親といつでも会える環境になり、転職して良かったと思っています。
振り返るとUターンを決意してからは、いろいろとやる事が出てきて、仕事、育児、家事にプラスで転職活動が加わったため、忙しかったです。
山形県内の企業やその求人情報収集もできていない状況からのスタートでしたので、もしジンジャーズさんに相談していなければ、もっと忙しく、時間もかかっただろうなと思います。


末筆ではございますが、ジンジャーズ様には大変お世話になりました。

 

転職は個人の活動ですので、通常の面談では「家族の同席」があることはありません。
当社の面談は、子連れでもご夫婦でも、場合によっては親子でも一緒にお話を聞かせていただくことがあります。

「お子様連れでも大丈夫ですよ」「よろしければ奥様(旦那様)もご一緒に、まずは情報収集のつもりでお話を聞いてみませんか?」とお声がけすると、驚かれることもあります。

あくまで仕事や企業を選ぶのは本人の意志が第一ですが、支える家族がいることで、力強く安心して転職を進めることができるのも事実です。

支える家族も、テレビやネットなどの不確かな情報だけではなく、転職を考えるご本人と同じように実際の生の情報を持っておいていただいた方が良いと考えます。

お子様の成長をとっても楽しみにされているOMさん、今後もますますご活躍なさってくださいね。この度はありがとうございました。

2021.06.17:yamaten:コメント(0):[転職体験記]