柏倉一族の総本家である九左衛門家を中心に開催される、初夏の彩りあふれる紅花まつり。
里山の緑、歴史ある黒板塀、そして咲き誇る紅花が織りなす美しい風景に会いに来ませんか。
柏倉九左衛門家の歴史と見どころ
旧柏倉家住宅は山形県中山町岡地区に所在し、近世上層農家の形式を継承した大規模住宅です。
明治期の南東北における上質な農家建築として評価され、銘木を用いた内装や漆・金箔装飾の仏間、春慶塗で彩られた蔵座敷など、多彩な見どころがあります。
当主は代々「九左衛門」を名乗り、紅花や青苧の生産で村山地方を代表する農家でした。明治以降は銀行経営や地域貢献にも尽力。建物群の多くは良好に残存し、昭和55年に山形県指定、令和元年には国指定重要文化財となりました。
また、平成30年には日本遺産「山寺が支えた紅花文化」、平成31年には日本農業遺産「山形の最上紅花」の構成文化財としても認定されています。
開催日時
2025年6月28日(土)・29日(日)
10:00~16:00(最終入場 15:30)
会場案内・イベント情報
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