FPのひとりごと

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私ほど
“旅のありがたみ”を知らない奴は
日本中いや世界中を捜しても
いないんじゃないかと思っている

日光方面に三度ほど団体旅行して
そのたんびに『ここ 初めて』と言って
周囲から顰蹙を買った話は以前しましたが
ほんとにひどいんです 私

基本的に 旅は心身のリラックスと考えているので
旅行前も旅行中も 何も考えていません
ので 必然的に“魂の抜け殻”状態で旅行しています
旅行前に旅行先のことを調べておくなどということは
私の場合 絶対にしません

保険会社とりわけ生保 中でも外資系カタカナ系は
キャンペーンとかコンベンションとかいって
よく海外に連れて行ってくれます
私も合計して4回ほど ご相伴にあずかりました
ハワイは ご招待で2度も訪れているんですが
そこが マウイだったのかオアフだったのかさえ
まるっきり さだかでありません
ホテルのプライベートビーチで1日中泳いでいた
という記憶しかありません  なさけない!

そんな私が最初に海外に行ったのは
プーケット−バンコクの招待旅行でした
初めての海外なら 普通緊張などするんでしょうが
性格ががさつなのと いつもの抜け殻状態で
なんの緊張も無く 初の海外を楽しんでいました

ああいうリゾート地に行くと
欧米人とアジア人では“習熟度”がちがいます
悔しいけれど 欧米人は楽しみ方を知っているし
旅慣れていて 旅行のスタイルも板についている
そこへ行くと 日本人を含むアジア人は
一言でいって 『ダサイ!』
別にコンプレックスがあるわけではなく
事実そうなんだから こりゃしょうがない

そんなことを うすらぼんやり考えながら
プーケットの歓楽街へ繰り出したのは
いまから ほぼ10年前のことでした

               (つづく)


今回のビッグ3に対する支援法案が
米上院で事実上の廃案になった理由に
共和党の反対派が突きつけた労働コストダウンを
UAW(全米自動車労組)が突っぱねたことだと
マスコミに報じてある
ビッグ3を含む米大手自動車メーカーの労働コストは
日本メーカーの2〜4割程度高いのだそうだ
国民の血税を 民意の賛同も殆ど得られずに拠出するというのに
労働コストダウン=賃下げ に応じられないというのである

私には これを理解する能力を持ち合わせない
だいたい 端から世論の反発をかっているのに
UAWが民主党やオバマの支持母体だからと
議会多数派の民主党が無理無理通そうとしたこの法案
通してもらうなら 条件は飲むからと頭を下げるのが普通でしょう
法案が通らずに一番困るのは誰なのか わかっているんだろうか
開拓時代からの名残で 自分の権利は自分で守るということ
そりゃーたいへん結構なことなんでしょうが
時と場合をわきまえろよ ばっかじゃねーのか と言いたい
プライベートジェットで借金を申込みにきた経営者もバカだが
自分たちの置かれている立場を客観的に理解できない労組も大バカだ

今回のアメリカ発の世界同時金融危機は
もしかして 起こるべくして起きたのかもしれない
経済をマネーゲームにして弄んだツケが回ったのかも
金融がこけて 製造 流通 小売 サービス業・・・
全滅ということになるのは間違いないが
唯一世界をリードするIT・ネット産業がこけたら
アメリカは メルトダウンしてしまう
でも
もっと恐ろしいのは この危機を脱するのは
やっぱりアメリカの復活しかないというジレンマ
EUはアメリカの真似をしてきただけだし
BRICsとりわけ中国とインドには期待は持てるが
既に 内部崩壊が始まっているし
日本・・・話にも何にもならないし

嵐が過ぎ去るのを 祈って待つしかないのか 今回は・・

                        (つづく)





ビッグ3の支援法案が米上院で否決された
このままでは2社が年を越せないというし
最大300万人に失業の危機が訪れ
米国のみならず世界中に悪影響を及ぼしかねない・・
と 報じられている

でも リーマンは潰してもビッグ3は救う
その理由は 何なんだろうか
リーマンを救うことは ビッグ3を救うことより
ずっと合理的だと思うし 世界経済への影響力も
心理的影響力も含めれば ずっと大きいと思う

平等・機会均等・規制緩和があればこそ
弱肉強食の競争原理が許されたのではないか
いくら“ビッグ”だろうと たかが民間企業
中小企業や家内企業と何らかわりはない
それなのに なぜ そんなに拘るのだろうか
ビッグ3を救うのであれば 破綻懸念先を
すべて救済しなければ 理屈に合わない
もっとも そこまで米国の体力はないが・・

ここには 米国の抱えるいろいろな問題が絡んでいる

まずは 米国経済の脆弱な体質
ビッグ3には ハイブリッドの実績はおろか“種”すら
ほとんどないと言われている
利益をあげていたのは 金融子会社の方で
本業の“ものづくり”は“おまけ”の状態
そんな企業を支援しても 問題は解決しない
金融立国など砂上の楼閣でしかない
この国で ネット産業も崩壊してしまったら
あとになにが残るのだろうか

次に アメリカ人の国民性
物を買うのに借金が当り前になっている
まじめに働いて お金を貯めて物を買うという
本来当り前のことができない それがアメリカ人
でなければ ガソリンをブン撒いて走ってるような
ピックアップをはじめとするあのバカでかいアメ車が
米国内であんなに売れてるわけがないし
いくら貸してくれるって言ったって
サブプライムローンなどというインチキ融資に
のることもない

組織に対するロイヤリティーもない
日本人も最近はだいぶ希薄になってはきたが
それでも アメリカ人ほどひどくはない
これも行き過ぎれば 昔の日本ように
歴史に汚点を残すようなことになってしまうが
アメリカ人のロイヤリティーの無さは
逆の意味で 亡国の原因となる可能性がある
そして
その対極で 個人の権利への異常な執着がある
その最たるものが 今回のUAWの対応である
自動車業界の労働組合であるが・・

ちょっと長くなってきたので 次回にて

              (つづく)




大方の予想通り
オバマが次期大統領に決まりました
ブッシュの8年がひどすぎたし
マケインでは混迷を深めるだけだし
消去法でいっても 民主党・オバマになる

オバマのデビューは衝撃的だった
黒人で インテリで スマートで 雄弁で
なによりカリスマのベールを纏っていた
J.F.ケネディーの再来に見えた
それが
ヒラリー マケインとの“消耗戦”で
“ただのひと”に見えるようになり
カリスマ性は どっかに飛んでしまった
ところが
一昨日の勝利演説などを聞くと
やっぱり この人は“なにか”を持ってると
思わざるをえない
他国の大統領の演説なのに
ぐっときてしまった人は私だけではあるまい
あの人には 私利私欲が見えてこないし
アングロサクソン系の攻撃性も見えない
期待していいのかなー

いやいやいや そんな甘いもんやおまへんでー
足下の経済危機には 即効薬などないし
失業率が10%を超えたら暴動が起こるし
アフガニスタンに兵力増強などしたら
ますます泥沼化するだけだし
自動車業界に金融支援などしたら
収拾がつかなくなるし
しなかったら米国の自動車産業は消滅してしまうし

期待度が高ければ高いほど 落ちるのも早いよ

大統領選で 隠れてしまって
あまり大きく報道されていませんが
米軍のヘリがシリアの領空を侵犯して
農場や民家を爆撃し 死者を出した事件
これ とんでもない暴挙でっせー
理由はともかく 主権の侵害だし
シリアがこれを『テロ』というのもやむをえない
そのぐらいひどいことをしているのに
米国は この件について正式なコメントなし
“テロとの戦い”などと一方で言っておいて
他国からテロ国家呼ばわりされて反論もできない
落ちるところまで落ちたものである

さあ どうする オバマ

君は メシア に なれるのか?

              (つづく)









アメリカという国は
ほんとに不思議な国だと思う
GHQ以来の対日政策で
政治・経済そして文化までもが
アメリカナイズされてきましたが
あの(大統領選を含む)選挙だけは
日本人として到底理解することができない

まず政党が民主・共和の2党しかない
自由平等を声高に標榜する国なのに
なぜに他の政党を認めないのだろうか
今回の大統領選を見ていても
両党の政策に多少の違いがあることはわかります
でも日本の 自民⇔共産 みたいな本質的な違い
それは アメリカの政治では絶対見られません
日本が例外じゃないことは仏や独を見てもわかります
それほど大した政策の違いもないのに
どうしてあんなに激しい選挙戦になるんだろうか
ま 今回 日本も解散総選挙になったら
自民vs民主で同じようなもんなのだろうけど・・

さらに国を二分するほどの対立の構図を作り出す
ネガティブ・キャンペーンとかいって
中傷合戦を 派手に繰り広げる
政策論争を 徹底的にやるのなら理解もできようが
生まれやら 親族の出自やら 名前にまでけちをつける
一方がネタを見つけてスキャンダルに火をつければ
相手方も アラを探し出して逆襲する
それに 双方の陣営・支持者が一喜一憂する
見方によっては児童会長選挙より低レベル
なのに 最後に敗者は潔く負けを認め
勝者にエールを送る そして国家の結束力が高まる
んんーーん
実に不思議!!!
でも
うらやましいなーと思うのは
党派を超えて 大統領をリスペクトしているということ
最初の就任の演説のときのスタンディングオベーションは
見ていて 感動的ですらある
対立といっても“不毛の対立”ではなく
合意を生み出すための対立 という感じがする
どこぞの国の“対立のための対立”や“やじ国会”
月とスッポンぐらいのちがいがある
文化の成熟度が決定的にちがうんだねー

オバマで盛り上がるアメリカ
CHANGEで結束するアメリカ
威信をとりもどさんとするアメリカ
・・・・・・・・・・・・
でも
あえて 言おう
『さらばアメリカ』 と

                  (つづく)