FPのひとりごと

FPのひとりごと
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ショーケンの凄さは
演技を超えて体内に秘めたパワーそのものだと思う
それが〈正〉なのか〈邪〉なのかは問題ではない
圧倒的なパワーが溢れ出して体外に飛び散り
それが 観ている物の全細胞を揺り動かす

彼は元々狂犬病寸前の野良犬なのである
彼は誰にもなつかないし 味方もいない
凶暴なパワーを体内に宿し
かかわるものすべてに牙をむいていく

一時期 大衆車のTVコマーシャルで
善良な“課長”を演じていたが
かなりの無理があったし 違和感を感じた
そして やっぱり“地”が出てCM界から去っていった
彼と対峙するなら 同じパワーでぶつかるか
あのパワーを吸収していくしかない
そんなことができるのは
監督なら 黒澤明 北野武
俳優なら 山崎努 北野武 桃井かおり
ぐらいしか思い浮かばない
孤高の一匹狼なのである
でも あの才能を埋もらせておくのはもったいない
彼はアルチュール・ランボーのように
社会のルールでは縛っておけない芸術家なのだ

もう一度 あの“イッテル”目を見てみたい





ネタを仕込んだ俺と後輩
“デビュー“の時を待っていました
新曲がかかれば颯爽と登場する予定ですが
バラード系では かなりの無理があったので
ビートのきいたパリっとした新曲を待っていました

  『!』

来ました 来ました 待ってたやつが
ばらばらばらと フロアから人がいなくなりました
そこで 満を持して登場の二人!!
いやがうえにも人々の注目を集めます

顔を見合わせタイミングを合わせ
自身満々のニューステップ!!!
注目度は抜群でしたから“つかみ”はOK!
あとは“爆笑”を誘って去っていく
それをネタに ナンパする というシナリオでした
爆笑させといて ちーちーぱっぱをこけにする
という目的もあったんですが・・
なんか おかしいんです 雰囲気が
そろそろ 爆笑の渦に巻き込まれてる頃なのに
ちっとも笑いが起きない・・・ やっちゃった?
いやいや ちがうのよ それが まったく
みんなが じーっと我等のダンスを凝視してるんです
えっ どういうこと? 我々は事の次第を理解できてません
で なんと 我々の後ろで我々のステップを
一生懸命まねをする軍団まで現れました
ここにきて やっと事態を飲み込めました
前の晩に 3分で創作したコミックダンスを
そこにいる人々が“公式”なステップと
勘違いなさったようなんです いやはや
ちょっとしたダンシングヒーローです
やめるにやめられず 結局最後まで踊ってました

曲が終わって トイレに駆け込んで
まさかの展開に 二人で大笑いしました
ありえない展開に 笑いに笑いました
風呂でタオルを頭にのせたり
背中をタオルでこすったり なんていうのを
適当に ダンスにしただけなのに・・

でも 残念ながら すぐに化けの皮が剥がれ
誰にも相手にされないようになってしまいましたが・・

でも あれほど痛快で“いやみ”で“笑劇的”なことは
我が人生でも そうはないことでした


学芸会じゃないんだから
なにを好き好んで団体徒手体操みたいな
ちーちーぱっぱダンスを踊らなあかんのか
あーあほらし と思ってました 当時
正直 こちらの狙いはチークタイムにありましたから
他はどうでもいいんで 適当に流してました
まったくの新曲がかかると みんな尻込みしてましたが
私らは 元々ステップもへったくれもないので
かまわず 適当に 流してました いつも
で
考えたわけです ちょっとした悪ふざけを
後輩と二人で 新しいステップを開発したんです
それも まじめに取り組んだんじゃ面白みがないんで
笑えるやつにしようと 画策しました
ちょうど そのとき TVで桂三枝が
タオルを持って風呂に入る場面を コミカルに踊ってました
『これだ!』と思って 思いっきりパクりました
若干のアレンジがあったとはいえ
全体を見てみれば 誰もがふき出すようなダンスでした
これを 二人でまじめにまじめに練習し
一糸乱れぬダンスへと完成させました

これを披露する日が やってきました・・

                  (つづく)


学生時代
地方都市にもディスコが
ポコポコでき始めていました
いまはクラブって言うの? 知らんけど
ダンスなど二の次でナンパを目的に通いましたねー

当時のディスコは いま思うとかなり特殊な雰囲気でした
かかってる音楽は いわゆるディスコミュージック
ちょうどトラボルタの『フィーバー』がはやってる頃でした
私らは お金もなく“きたない”カッコで出没してましたが
気合の入った連中は おそろいでスーツなどを着てました
でも そいつら踊らんのです なぜか
飲んでるわけでも 喋ってるわけでも ナンパしてるわけでもない
ただ じーっと息を殺して待ってる 待ってる??
そして “自分達の”ナンバーがかかると
ジャーンと登場して得意のステップをこれ見よがしに披露
で それが終わると すごすごご退場
次に十八番(オハコ)がかかるまで じっと待機
我々 それを“ちーちーぱっぱ”と言ってましたが
当時は 曲になぜか決まったフリがあるのでした
それを幼稚園のお遊戯よろしくちーちーぱっぱとみんなで練習し
知らん曲には 見向きもしないで“その曲”をじーっと待つ
かなり異様な風景でした
で
ある日 私と後輩で 面白いことを思いついたんでした

                       (つづく) 


日テレ系の夜の定番と言えば
そりゃなんと言ったって“11PM”でしょ
『イレブン ピー エム』と読むんですよ

月金が大橋巨泉 あとは藤本義一やら愛川欣也がMC
夜のエンターテイメント系ワイドショーみたいな番組
金曜イレブンの実践麻雀教室とかも好きではあったが
なんてったって そりゃーもう
ちょっとエッチな内容 これがもうたまりませんでした
いま考えりゃ 別にどうってことのない内容なのに
深夜 大人の番組 ひそやかな楽しみ・・みたいなシチュエーションで
高校生の私のテンションは うなぎのぼりになるのでありました
新聞の番組欄のフレーズも これまたテンションを上げる上げる
実際見てみると えーなにこれ! の連続なのに
懲りずに また家族が寝静まってから息を呑んで観るのでありました

『野球は巨人 司会は巨泉』

長期の入院生活で 夜の9時には就寝の毎日
深夜のTVは いま どうなってんのか?
・・・・全然興味ありません・・・・


『GORO』という雑誌には
いろんな意味で? お世話になった

いま似たような雑誌を探せと言われても
ちょっと 探せないような気がする
ま 強いて言えば週刊プレーボーイ かな
でも やっぱり ちょっとちがう

なにがよかったかって?
もうそりゃ篠山紀信の“激写”でんがな!
表紙に出てる女の子が
そのまま巻頭のグラビアに出てたような気がするが
時のアイドルから素人の女子大生まで
グッとくる女の子の グッとくる姿態を
グッとくるアングルで ググッと激写!!!
mmmmm ベリーグッドでありました

篠山紀信は 南沙織を“職場結婚”で奪ったんで
男として 許せない部分は いまだにあるけど
写真家としては 荒木経惟と並ぶ天才だと思う
アイドルをアイドルのままに撮る才能は
他のどんな写真家にもないものだと思う
写真集『大激写135人の女ともだち』の中で
天地真理が富士山をバックに日傘を差して微笑む写真
あんなもん 誰も撮らんとは思うが
あれは まちがいなく 傑作でしょう
表現が難しいが 女の子を“みずみずしく”撮らせたら
誰も右に出るものはいないでしょう
被写体に虚飾と世俗を被せて でもそれを昇華させて
被写体そのものの“美しさ”を瞬間的に焼き付ける
バーチャルとリアルのはざ間にある実相こそが
現実であり 芸術であり 美であると・・

アラーキーもそうだけど 被写体への思い入れを一方で見せながら
冷徹に 時代を切り取って それを大衆に残していく
写真家と言うより 芸術家であり職人 だね

GORO もう一度見てみたいねー