FPのひとりごと

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バイトの帝王として
キングロードを
ひた走っていた 私 ですが

最初のバイトは かなり
しょぼいもの でした

1年の夏休みのことです

なんと 時給360円!!

イタリアンレストランが やってる
ビアガーデンの ウェーターでした

片手に ジョッキを 最高5ケ
両手で 10ケ持って
屋上を 駆けずり回って いました

忙しいバイトだったんですが
たまに 暇になることも ありました

そんな時 実に くだらないことを
考えてしまうんです

時給360円 分給?6円 10秒で1円

で 10秒ごとに 自分の貯金箱に
1円が 入っていく・・・というイメージを
頭の中に 描き 一人で ニヤニヤ
していました

このバイトの 最高の楽しみは
バイトの終了時でした
なにせ 商品は “生” です
腐ってしまいますので
その日のうちに “処分”する必要が
あります

てなわけで 仕事が 終わると
毎日 大宴会!

・・・と 待てよ
おまえ まだ 18だろ??

うん!!

ま 時効 ということで・・・

        (つづく)



バイトの帝王として
君臨していた 私
その私でも 手が出せなかった
恐ろしいバイトが ありました

それは その名も 『死体洗い!!』

某大学の医学部で
死体を 解剖する前に
死体を きれいにするための
仕事でした(これだけで十分すごい)

実際に バイトしてきた
猛者(ある意味超無神経or変態)に
聞きました

死体は 水槽に ホルマリン漬けに
なっているんだそうです

体内のガスの関係で??
死体は 浮いたり 沈んだり
するんだそうです

そのバイトは よりによって
深夜に 行われるんだそうですが・・・

現場に行ってみると
死体が なっかたので
『あれっ?』と 思っていた そのとき

ぬ〜〜っと 浮かんできたんだそうです
死体が!!!

ひ ひえ〜

さすがに 体が 硬直したそうですが
まあ いいや と(ここが すごい!)
仕事を こなして きたそうです

バイトの帝王としては 多少 ジェラシー
を 感じないことも ないのですが・・・
でも やっぱり これだけは
やめておきました

そして 件の彼に 尊敬と畏敬の念を
抱き続けました

          (つづく)


狭いながらも 楽しい我が家???

我々は 朝の 8:00から
それぞれの “マイホーム”で
めいめいに 楽しみました

昼の休憩は 本来 陸に上がって
とるの ですが
『仕事が おっついていないので・・』
などと 殊勝なことを 言っちゃって まあ
1日中 『有給休暇?』を とりました

三人は 船底で それぞれの 
命綱を はずし 合流点で 落ち合いました

午前中は 音楽を ガンガンかけて
海底ディスコ??状態

弁当食ってから さきいかで ウィスキーを
引っ掛け ほろ酔い気分で おひるねTIME

たっぷり睡眠をとると あら もう 5:00だ

陸に上がって バイト料を 受け取り
そのまま 焼き鳥屋に 直行→→

こんな状態が 10日間!!!

夢のような バイトパラダイス!!!

でも 係の人に ぼそっと 言われました

『ボリューム絞れ!!』

『あい すみませーん!!』


           (つづく)

 

 

そうと わかれば
こんなに おいしいバイトは
そうは ありません

係の人に 軽く 口止めは
されましたが そんなことは
おかまいなしに 他の二人に
話しました

二人の 喜ぶこと 喜ぶこと

けっこう 二人も 精神的には
きつかった ようです

さて 次の日 もちろん
3人は 勢ぞろい しました

私は トランジスタラジオ
山岳部は ラジカセ
空手部は ウィスキーの小瓶

そして 3人とも クッションを
バッグに 忍ばせて
それぞれの 『職場』に
消えていきました

       (つづく)


この 鉄板のサビ取り という仕事
誰も やりたがらないんだそうです
さもありなん!

でも 船の定期点検は
絶対 やらなければならず
しょうがないから バイトを
募集して やらしてみたんだそうですが
恐怖から ほとんどの学生が
午前中で 帰ってしまうんだそうです
以前から・・・

今日の学生も 3人以外は
2,500円の バイト料で
お引取り願ったんだ そうです

ここからが すごいんです

係の人が 言うには
今日は 『歩留まり』が イイ?!
んだそうです

つまり 通常は 20人来ても
一人 残ってくれれば 御の字
なんだって!?

そして なんで 仕事の中味を
チェックしないのか を 聞いてみたら
これが また スゴイ!!

『別に そこに いてくれたら イイ・・』
つまり 労働者名簿が 作れれば
それで いいんだって

は〜あ・・・

         (つづく) 

てっきり こってり 油を
絞られると 思っていたんですが・・・

地上に 舞い戻ったら
まず 20人ほど いたはずの
バイト学生が 私と 例の山岳部と
空手部の奴 だけに なっていました
???

そして 係の人が 
文句を 言うどころか
ニコニコして バイト料を
日払い してくれました
???

どいういことか よく わからずに
いましたが ま いいか と
深く 考えませんでした
(考えろよ!!)

帰路に その係の人と
たまたま 同じバスに なりました

ちょっと 事情を聞いて
びっくり しました
と同時に 納得しました

その カラクリに

        (つづく)