FPのひとりごと
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メモ
『ライフネット生命』ってどうなの?��
やるなー ライフネット!
『10年』の『定期保険』という土俵では“白鵬”並だ
実際に その保険料を画面上でバーンと突きつけられると
その強さには 有無を言わせぬ迫力がある
でも
この土俵で ほんとに無敵なんだろうか
ヘソと根性が曲がっている私は意地が悪い
いやいやいや ちょっとよそも探ってみねばと
できた嫁の欠点をムリムリ探す姑のようにネットへ・・
そういえば ライフネットさんより先輩がいたはずだ
えーーと そう! 『SBIアクサ生命』 !
あらー いまは『ネクスティア生命』っていうんだ へー
で 早速 保険料試算画面へ
ここの『カチッと定期 保険料シミュレーション』に飛んで
生年月日と性別さえセレクトすれば
『定期保険−10年−2000万円』 の組合せで
何もせずに月払保険料がポップアップしてくる(おすすめ1)
それではと 40才−男性 では
【 4,740円 】!!!
あれまー ライフネットより安いやんけ
これをちょっと並べてみると
A社;7,920円 - ラ社;4,910円 - ネ社;4,740円
こうなるが
やっぱり A社の保険料が飛びぬけている
ラ社 vs ネ社は大型家電店の店頭の“つばぜり合い”みたいなもんで
ネット生保の保険料の安さが際立っていることに疑いはない
でもこれはあくまで『定期保険−10年』という土俵でのこと
両国国技館の土俵だけが土俵じゃないように
他の土俵や場合によってはリングやマットも見てみないとフェアじゃない
次回からはその辺を・・(ここからが核心部分ですぜ)
2011.04.02:
tnw
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メモ
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保険会社の実像
]
『ライフネット生命』ってどうなの?��
さあ 見積りトライ!
満40才になるように生年月日を設定し【男】をクリックし
『死亡保険(定期)』の『保険金額』に【2000】万円をセレクト
おおっと いきなり出ました
月払保険料 【 4,910円 】!!!
で 頼みもしない『医療保険』と『就業不能保険』の保険料まで出てきた
なかなか商売熱心だのー ライフネット!
ここんとこを解説しだすと また数日を要すので ぐっとこらえて
【 4,910円 】に話を戻そう
さあ この保険料 安いのかどうか!?
漢字生保の大手A社の『定期保険特約』を同条件で試算すると
ジャーン 出ました
月払保険料 【 7,920円 】!!!
なんと 実額にして3,010円 割合にして38%も安い
まったく同じ保障内容にして約4割も安いんだから
こりゃ大きな顔をして『安い』と宣言したって誰も文句は言えない
この安さからは二つのことが導き出される
一つは なんといっても目の付け所のすばらしさだ
経費のムダを徹底的に洗い出し バサっと切り捨てる
このビジネスモデルだけで高い壁を乗り越えた ブラボー!
ま いわば“生保業界の流通革命”をやってのけたわけだ
もう一つは バサっと切り捨てられたムダな経費の方
そりゃあ 会社を維持するのにもろもろ経費はかかるんだろうが
なにも ここまでのっけることはあるまいに・・
この数字を眼前に突きつけられると そう思わざるを得ない
いやー ライフネットよ
君はいろんな意味で凄いことをやってくれた
それだけはどうも間違いのないことのようだ
でも
世の中には表もあれば裏もある
敏腕FP(?)が そこんとこを見逃すわけがない!?
2011.04.01:
tnw
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メモ
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保険会社の実像
]
『ライフネット生命』ってどうなの?��
ライフネット生命(以下LN社)の見積保険料を比較検討する前に
“比較される側”の生保の仕組みを明らかにしておかねばならない
同じ土俵に上げたはいいが かたや力士 こなたレスラーでは困るからだ
LN社が“安い”と言うからには“標的”とする標準モデルがあるはずだ
ズバリ 標的は“漢字生保”の『定期付き終身』だ
漢字生保というのは その名の通り社名が全部漢字の生保会社だ
まあ 皆さんがよく知っている老舗で相互会社が多い
ちなみに
後発組の中で ソニー生命・オリックス生命などを“カタカナ生保”
アリコ・アクサ生命・AIGエジソン生命などを“外資系生保”
東京海上日動あんしん生命・富士生命などを“損保系生保”という
この中で圧倒的シェアを誇るのが漢字生保だが
LN社は ここの主力商品である『定期付き終身』に的を絞ったのだ
『定期付き終身』の話をしたら それだけで1ヶ月はかかる
それぐら言いたいことはあるが それじゃあ話が先に進まないので
(このあたりを詳しく聞きたい方はセミナーにいらしてください)
ポイントだけをお話すれば・・
1.死亡保障のほとんどは『定期保険特約』が担っている
要するに“死んだらナンボ”のナンボはほぼ『定期保険特約』だ
LN社の『死亡保険』が比較するのは正にここの部分になる
(『“定期”付き終身』の“定期”は『定期保険特約』のこと)
2.『更新型』と言われ 10年間で契約が更新されるタイプが多い
『定期保険特約』も当然ながら10年で更新だ(=保険期間10年)
ここんところを押さえておくと“安さのカラクリ”がよくわかる
さあ LN社のサイトにアクセスしてみよう
試算画面を見ると『死亡保険(定期)』のところは
特に他をクリックしない限りは『保険期間』は10年で固定だ
これで土俵はバッチリ整ったではないか
2011.03.31:
tnw
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保険会社の実像
]
『ライフネット生命』ってどうなの?��
“ ライフネット セイメイ ♪♪ ”
軽快なリズムに乗ってCMが流れる
『見積りトライ ○○編』
街なかで 夫がパソコンで試算した保険料の安さに
若い夫婦が顔を見合わせて驚いている
“ ○○○○円安くなりました!! ”
“ ライフネット セイメイ ♪♪ ”
いやー なかなかやるではないか
生活応援的な価格破壊的な匂いをプンプンさせている
あーこられたら 若いネット世代なら一度は試算してみたくなる
というわけで 私も職業的興味に駆られてアクセスしました
と いきなり『プロが入りたい死亡保障ランキング�癸院�』ときた
シチュエーションがわからないので『あっ そう』という感じ
俺も一応プロの端くれなんだけど聞かれたことは一度もない
日本の生保市場の圧倒的メジャー“漢字生保”関係者にも聞いてはいまい
まあ そこんとこはいいとして 早速試算してみた
試算画面はシンプルこの上ない
生年月日と性別をインプットし 希望の保険金額(保障額)を入れると
死亡 ; 【○○○○】万円 → 月払保険料 ○○○○円
こうアウトプットされる
こめんどくさい特約がないので 誰が試算しても同じ保険料だ
U−−−m 確かに安いぞ こりゃ!
では 明日は ちょっと具体的に分析をしてみよう
2011.03.30:
tnw
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保険会社の実像
]
『ライフネット生命』ってどうなの?��
経済評論家でTV等のコメンテーターなどでもある伊藤洋一氏
彼のコメントはいつも冷静かつ的確なのでブログは常にチェックしている
数年前に そのブログに『ライフネット生命』が登場した
業界のヌーヴェルバーグ的な扱いでだ
新し物好きで はからずも斯界に身を置く者として
この情報を見逃すはずもなく すぐにチェックした
驚いた
かなりベンチャー的要素の強い新興企業に
マネックス 三井物産 新生銀行 セブンFGなどの
ビッグネームがバンバン出資していたからだ
もともと保険会社の敷居は高い 敷居というより壁だ
数年前に無認可共済を強制的に封じられたいまは
大企業傘下でもない限り ほぼノーチャンスと言える
ライフネット生命は大企業系ではない 独立系だ
社長の出口治明 こやつ ただ者ではないと直感した
商品ラインナップは めちゃシンプルだ
『定期保険』『医療保険』『就業不能保険』しかない
“漢字生保”の収益源である“特約”もなく いたってシンプルだ
そして この会社の一番の“ウリ”は『ネットでの直販』だ
ネット上でセルフで見積して 納得したらネットで申し込む
書類のやり取りはあるにせよ 基本はすべてネット上で完結する
ゆえに 生命保険会社に付き物の
主要駅前にある 目立つ看板付きのでかいビル+その底地+光熱費etc.
二十代後半で八桁に到達するであろう総合職社員役員等の高年収
全国津々浦々に出没なさる膨大なセールスレディのお給料
こういうものをカットすることで余計な?経費もカットするという論法
いやー見事である ビジネスモデルとしても完璧だ
ビッグネームが出資し 伊藤氏が賛同するのもむべなるかなだ
私も最初は“感心しきり”状態であった
もしかして 私が最終的に目指すべきゴールなのかもとさえ思わせた
しかーし
FP的解析をしていくと いろいろと見えてくるのである これが!
2011.03.29:
tnw
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保険会社の実像
]
言うよねー!?��のつづき
更新型の生命保険には“功罪”があるといった
ならば “功”の方も言っておかねばフェア−ではない
常日頃 中立・公正なFPをモットーとしている私としても
ここんところはちゃんと言っておかねばならない!
20〜30代の世帯で
夫がサラリーマン 妻が専業主婦かパート 子供が2人
こんなごくごく普通の世帯があったとしよう
ここんちで加入している保険が更新型の定期付終身保険でした
保険料は夫の分だけで月払なら1万円台でしょう だいたい
ここで夫が病気で急死してしまったとすると
ここんちの暮らしは たちまち立ち行かなくなってしまう
交通事故や労災の被害者なら相手側の任意保険や労災保険で補償もあるが
労災に無関係な病気で亡くなった場合は社会保険からの給付もわずかだ
そんなとき 生命保険から3千万とか5千万とか払ってもらえるのは
“地獄に仏”で こんなありがたいことはない
これを仮に“終身保険”だけでカバーしようとしたら
保険料は更新型の数倍は まちがいなくする
同じ保険金をもらうために要するコストは更新型が断然有利だ
ここが更新型の“功”つまりメリットの部分だ
が しかし よく考えてみていただきたい
みなさんの同級生で“物故者”は何人ぐらいいますか
70も過ぎれば“櫛の歯が欠けるように”となるんでしょうが
それまでは あいつとあいつ・・ぐらいのもんですよね
なにが言いたいのかというと
若くして亡くなってしまう人は極端に少なく
平均寿命をまっとうする人が圧倒的に多いということです
極端に少ない人たちのために安くて良質な保険を用意していただくよりも
大多数の人たちのために“それなりの”保険を用意していただきたい
そう思うのが しごく当然でしょ
ところが現実は何十年も保険料を払い続けてきて
さあ これからというときに バーンと保険料が上がり
しかも70歳以降は大きな保障はほとんどなくなってしまう
一体なんのために何十年も保険料を払いつづけてきたのかと
首を傾げざるを得ない
こういう仕組を理解してて加入してたのならまだいい
私に相談される方は それを知らなかった方がほとんどだ
ある本に更新型の定期付終身は『不幸の宝くじ』だと書いてあった
若くして亡くなるのは不幸の極みだが
生命保険的には宝くじに当たるようなもんだと・・・
言い得て妙である
2009.09.04:
tnw
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