FPのひとりごと

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先進医療! と言われちゃうと
なんだか まさに最先端の医療・治療技術で
いままで治らなかった病気まで治してくれそうな気がする
そういう側面は たぶん間違いなくあるんだとは思うが・・
『先進』ということは 先に進んでいるということだ(当たり前だが)
マラソンランナーには 先行+ブッチギリ型もいることはいるが
とはいえ 先行したからといって トップでテープを切るとは限らない
健康保険がほんの一部しか適用されず(先進医療本体は完全自己負担だ)
保険会社の数学の専門家が厳格に見積もった保険料が月100円というのも
先行逃げ切り型のランナーの実力を“そこそこに”見ているからだろう
だって“実力”が本物なら 健康保険が適用されてしかるべきだし
使用頻度?が高いのなら 月100円では保険会社に利益は出ない
実力の一端(将来性)は認めるが メダルの可能性は未定てなとこだろう

ちょっと時間のある方はネットで調べてみられるがいい
100近い“技術名”が厚労省に指定されているが
『インプラント義歯』『陽子線治療』『重粒子線治療』・・
このへんくらいしか聞き覚えのある医学用語は出てこない
字面で追えば なんとなく理解できるものもないではないが
でも その先進性と“ありがたみ”は素人にはよくわからない
インプラントっていうと 最近は町の歯医者さんでもやっているが
“高級な入れ歯”感覚で治療ができるのかと思えばさにあらず
いろんな難しい条件がついて 尚且つ病院も限定されている
山形県の場合は 山大医学部付属病院だけが対象だ
がん治療における重粒子線治療は 最近よく耳にするが
対象医療機関は 千葉県・群馬県・兵庫県にしかない
これじゃあ 移動(転院)するだけで一苦労だ

私はFPとしてクライアントに先進医療を説明するとき
寿司屋でカウンターに座ったときの『時価』ネタで話す
学生のとき カウンターで 『これ と これ』みたいに
ネタを無制限に“指名”して“オトナ食い”してみたかったのだが
私の前には 『時価』という最強の難敵が立ちはだかっていた
アワビ ウニ 中トロ なんかの前に『時価カード』が立っていた
時価って“とんでもない請求でも文句は言わせない”ってことでしょ
学生の分際で そんなものを敢えて注文することなどできっこない
特にそれらを食してみたいという願望が強かったわけではないが
“食えるもんなら食ってみろ”みたいな態度が気に入らなかった
で バイトの給料10万円を懐に ヤツラを完全制覇したのだったが
“廻る寿司”の絵皿に挑戦した時と大した違いはなかった(情けない!)

要は“時価!”と構えられれば 超高級で超高価に見えるが
値段に見合うような価値があるかと言えば 主観の領域になるということ
先進医療は ネタが貴重(対象となる治療が限定されている)で
高価(重粒子線治療で約300万円・陽子腺治療で約280万円)で
扱っている店も少ない(対象となる医療機関も限定されている)ので
まさに寿司屋の『時価』そのものだが それ以上でも以下でもない
“月100円に見合うリスク”という事実をよく考えてみるべきだ


ここで踏みとどまっておけば これ以上の迷走はしない

  『セーフ!』 ということで・・・

このシリーズをまめにチェックしている奇特な方々
そろそろ頭の中が蒙昧してきてるのではありませんか
(“蒙昧”って南陽弁の“モーマイ”と同じ言葉なのだろうか?)
保険って 一見すると単純なものに思われがちですが
ところがどっこいぎっちょんちょん なかなか奥の深いものなんです
単純を志向し 実際 単純に見えたライフネット生命ですら
我がブログでも一二の長編となるぐらいの分析を必要としている 
(そりゃー 迷走と編集能力の欠如が原因だろうって! だよね)
商品は単純でも そのポジションを見極めるのは なかなかの難物だ
でも ポジションを見極めなければ その商品の価値は判断できない
怖いのは わかったつもりになることです
本来 何十秒かのCMで 決して単純ではない保険を理解できるはずがない

一般の消費者にとって 保険というのはCMイメージの影響が大きい
最近のイメージ戦略で ずばぬけて凄いと思ったのは
ズバリ! 『石川遼のような生命保険』(←第一生命『順風ライフ』)だ
今までも 松嶋菜々子 綾瀬はるか 宮崎あおい 地井武男・・
好感度の高い女優や俳優を使ってきたCMは多々あれど
そのイメージではなく“本人のような生命保険”という触れ込みは
長い生命保険業界のCMの歴史の中でも本邦初であろう
これ 言われた方は どのように対応すればよいのだろうか?

『石川遼のような生命保険!』と言われて 
まず あのゴルフでバンバン賞金を稼いでいる石川遼を思い出し
若い 賞金王 爽やか 親孝行 イケメン スポーツマン ・・・
こんなイメージを思い浮かべてみて それを保険に!・・・? 
って できるわけねーだろ! 要求がムチャすぎるよ これ!
賞金を稼いで爽やかでイケメンな保険・・ 『出て来いや!』
本件は過激すぎるとしても 保険のイメージ戦略そのものは不変だ

たとえば 最近なにかと話題の『先進医療(特約)』
医療保険を販売しているほとんどの保険会社が この特約を売り出している
CMで あれだけ『先進医療!』と叫ばれれば意識せざるを得なくなる
そうすると あまり中身をチェックすることもなく必要に迫られてくる

 重病で重篤な状態→一縷の望み→先進医療→超高額な医療費=自腹

こんなフローがイメージとして浮かんでくるのではなかろうか
そして このイメージが嵩じると

   『お金で命が救えるならば・・』  となり

なんだか いつの間にか “生活必需品”となっている

  ♪♪ ナイナイナイ そーこがあぶないーー ♪♪

私の個人的見解としては 現時点では 先進医療特約 不要です
保険というのは めちゃくちゃシビアに値付けをしているんです
リスクを徹底的に分析・考量し 絶対赤字にならない値付けなんです
その結果 付けた値段が だいたい月に100円ぐらいです 各社とも
仮に 10年間払い続けたとしても12,000円にしかなりません
保険会社は このリスクを“その程度”にしか見積もっていないんです
それはどうしてなんでしょうか・・

引っ張っておいて  また   あ し た

公平を期すために いくつかのデータを提示しておこう

昨日の【40才男性−死亡2,000万円−70才まで(30年間)】
これ 40才で加入して 50才&60才で10年ずつ更新したケースで
それぞれの保険料が
            40才 ;  4,910円
            50才 ; 11,546円
            60才 ; 26,926円
となるため
それぞれの10年分の総額(30年分)で 5,205,840円 となった

LN社の試算画面には 最初から【70才まで】を選択することも可能で
それだと 保険料は  40才加入で 10,810円 になる
『なんだ 高いじゃないか!』 と言うなかれ
こっちのタイプは 更新で保険料が上がっていくということがない
これを360倍(=30年分)してみると 3,891,600円 となり
10年ずつ区切って契約を更新していくという契約方法よりは
1,314,240円も払込保険料総額が安くなる
(ネクスティア生命には【70才まで】はなく【55才まで】がある)
ということは ライフネット生命の定期保険に加入するなら

�.團鵐櫂ぅ鵐箸任諒歉磴�ほしい場合(Ex.男系先祖が皆50代で他界してる)
 → 心配な年代を含む10年タイプに加入

��現時点から年金受給世代までの比較的長期の保障が必要な場合
 → 70歳までのタイプに加入

こういうチョイスが賢いと言えるのではなかろうか


ここで もうひとつのデータを提示しておこう
日本人の性向として 10年間だけ保険加入するというのはかなりレアだ
私はFPとして 今まで数千枚の保険証券を診断してきたが
死亡保障に関して 10年の定期保険1本だけだったことは一度もない
(法人の契約は別です 個人に限定すればということです)
ということは(実態は知りませんが)�△離船腑ぅ垢�多いかと推定される
ただCMで 『○○○○円安くなった!』と言っているのは
どう考えても 10年の定期特約との比較だとしか思えないので
若い人なんかは �,諒�のチョイスが多いのかもしれないが・・
�△裡沓虻佑泙任旅洪靴覆靴猟蟯�保険だと実は面白い現象が起こる

カタカナ生保O社で
LN社と同条件【40才男性−死亡2,000万円−70才まで】を試算

       保険料は 9,840円 だ!

30年間では 3,542,400円 となり
安さがウリのLN社より 349,200円も安いではないか!

明日は この辺を徹底追及してみよう!

『朝令暮改』と笑われようが
『朝三暮四』とののしられようが
(『1・2の三四郎』が映画化されていようが)
今回は なんとしても完結させます このシリーズ!

喜怒哀楽に衝き動かされ 激情をそのまま綴ったことはあれど
責任感がリビドーとなり シリーズを再開→完結へと導くのは初めてだ
本来 当然のことなのだろうが 力まずにいられないのが我ながら情けない

ということで まずは おさらいから
(と思ったら過去に『おさらい』もアップされていたので それを転載・・)


  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


□伊藤洋一氏が注目し 多くのビッグネームがバーンと出資した
 ライフネット生命(以下LN社)が業界に彗星のように現れた

□それは生命保険の募集・申込み・引受けをネット上で完結する
 全く新しいタイプのネット直販型の生命保険会社だった

□従来の保険会社につきもののハコ(ビル・土地・光熱費他)や
 人(高給の総合職社員&全国津々浦々のセールスレディ他)などを
 大胆にカットすることにより保険料の大幅カットに成功した

□その標的は日本ではメジャーの『漢字生保』の『定期付き終身』で
 その中でも“死んだらナンボ”のナンボの部分=定期特約が
 メインの標的であること

□実際に【40才−男性−死亡;2,000万円】で試算してみると
 
    国内大手漢字生保A社  7,920円
    ライフネット生命       4,910円
    ネクスティア生命      4,740円

ということで ネット直販型の安さが浮き彫りになったのであった

         〜2011.04.11『ライフネット生命ってどうなの?�─�


  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


がしかし
メタボの鬼と化す中高年で 同条件での保険料をチェックすると

    50才〜10年間    11,546円

    60才〜10年間    26,926円

と 鬼のような値上げが待っているだけでなく
70才超は保険の更新ができないという非情な結末も待っており
上記のケースで40才からの30年間に5,205,840円支払っても
平均寿命を全うするであろうあらかたの日本人(女子も含む)は
契約した2,000万円をもらえずに死んでいくのである・・

ここの仕組みを知っていて“割り切って”加入される方はいい
働き盛りのところのデンジャラスゾーンを“掛捨ての最安値で”
というコンセプトで この保険を利用するのなら何の問題もない
(実は 30年トータルでは最安値ではないのだが・・ それはあとでね)
そこは ただ単に 業界に一石を投じたというだけのことではなく
従来商品の徹底的リニューアルで業界に新境地を開いたのは間違いない 
しかし
安いのは確かに安いのだが
それはあくまで漢字生保主力の『定期付き終身』との比較においてのみで
逆に 更新による保険料高騰の悲劇は『定期付き終身』と変わりはない・・


フーー っつーことで思い出していただけましたでしょうか
こんなに“いっぱいいっぱい”のところまで引っ張っておいて
ここから“シャーネフリ”したなんてねー 
人間じゃねー たた斬ってやる!!!
明日もがんばります!


本日 あるところで ある人から ある“リクエスト”をいただいた
その人は 3〜4年前に知り合った人で そこそこの間柄であるのだが
いきなり

  『ライフネットシリーズ 途中で終わっちゃったでしょう!』

                        と指摘されてしまった

最初は 全然意味がわからなかったのだが
どうも この方も 我がブログの“デイ・ウォッチャー”で
“尻切れトンボ”に終わった『ライフネット生命ってどうなの』について
その“尻の切れ方”について 腹に一物を持たれていたようだ
言外に 『最後まで責任持てよ!』という怒りが伝わってきた

ブログというかWEBの世界って凄いなー って改めて思った
だって こっちは 好き勝手に書きなぐっているだけなのに
どこかで 誰かが 思いをこめて見ててくれたりするって・・
なんだか嬉しいんだけど シャンとせにゃならんような気持ちになった
せめて 本業に絡むシリーズくらい完結させにゃーと
(こういうのを 正に 『朝令暮改』というのです)


その方のご子息(夫婦)が ライフネットへの切替を進めているらしいのだが
我がブログを見て “ちょっと待て!”とストップをかけていたんだって
ところが 待てど暮らせど肝心の結論が出てこない
我がブログの昔からのマニアック&コアなファンは
どんなに“尻が切れようとも”微動だにしない(諦めきっている)が
一般的ファン?やビギナーの方にとっては耐えられないことのようだ
(これを有名ブログの社会的責任とでも言うのだろうか・・ 言わない!)

U−−−m  今回は反省しきりだ
絶対 尻を切らずに 完ケツする いや 完結するぞ!(←もう怪しい?)
...もっと詳しく

なにをいまさら  って?
まあ そうだよねー・・・
なんやかやと 散々引っ張っておいて
気がついてみたら人知れずフェードアウトのパターン
いつものことやん! と言われりゃその通りなんですが・・

不惑の語源となった『四十にして惑わず』は有名だが
『五十にして四十九の非を知る』は巷間あまり知られていない
四十代になって 世の中のことが全部お見通しだと思っていたら
まったくもってさにあらず! 見当違いも甚だしい!
五十代になっても まだまだペーペーなんだから
ちゃんと過去の非を悔いて 日々精進せにゃならんぞ!
とまあ こういう意味だと私なりに解釈しているが
なんだか 今の私のためにあるような教えではないか
残念なのは 非は知っていても悔い改められないところで
これがたぶん私が一生凡人の域を超えられない証なのであろう


で (この切り返しの速さだけは凡人の域を超えている?)

前回(って かなり昔)母親の葬式のことを最後にアップした
完全な喪主側での肉親の葬式というのを初めて経験したのだが
あれは ほんとになんともいえない経験だった

葬儀屋さんの担当者の方がすべてを取り仕切ってくれるのだが
なにせ経験がないので なにからなにまで全て言われるがままだ
母親の遺体が同じ空間にあるという非日常的な風景の中で
儀式の方だけは我々の意思とは無関係に淡々と進行していくのであるが
喪主側なのにイベントの参加者みたいなそんな感じがして落ち着かなかった
葬儀のタイムスケジュールがきっちり決まっているのは
そうでもしないと 遺族がずーっと悲しみにくれていて
物事が先に進まないし 精神的にまいってしまうからかもしれない
初七日を経て納骨をすます頃には気持ちも少しは落ち着いていた
葬儀というのは悲しむ儀式ではなく“諦める”儀式なんだと思った・・

って んっ? ライフネットは??
まあまあ “つないで”みただけでも一歩前進じゃないですか!?
ゴールデンウィークも近いし気長にねっ(意味不明のままゴング)