【東北の元気を応援】広瀬川にサケがやってくる! ←の続編です。
広瀬川の下流付近で行っているサケ漁を見る機会がありました。
何チームかに分かれて24時間体制で漁を続けるます。
前回は投網でしたが、ここではかます漁という仕掛けを作って捕獲します。
サケの遡上する性質を利用して、仕掛けを超えたら抜けられない仕組みになっています。
捕獲したあとは、放流するために雄と雌をわけて大事に持ち帰ります。
とったオスは死んでから20分以内が孵化に適しているので、大急ぎで受精させます。
稚魚を育て、放流して、来年の漁に備えます。
自然の生態系を利用した漁法と漁場は漁協さんのボランティアです。
広瀬川は一級河川とはいえ生活排水が流れる箇所もあり、洗剤の泡が流れて来ているのを目にしました。
令和に入ってから以前の1/10ほどの量しか獲れないのだそうです。
「温暖化なのかわかんないけど。」と、漁師さんは言っていました。
ゴミが流れたり、詰まったりしてもそれを始末するのは漁協さんのボランティアです。
上流での行為が下流に大きく影響していることを実感しました。
やはりきれいなきれいな川を保ちたいと思います。
壱岐産業は東北の元気を応援しています。