私が子供のころは、洋服は作ったりおさがりだったり、
たまに買ったりするものでした。
服を作ってもらう時の楽しみとして、ボタンがありました。
いまは既製品ばかりで、ボタンを選ぶのは贅沢となりました。
先日、仙台市中心部にあるアーケードを歩いていたら
老舗のボタン屋さんの前を通りかかりました。
とっても涼しげで、ボタンって服やバッグを止めるだけじゃないんですね。
人の足も止めたり、気を止めたり、そんな役割もあるのだな、と思いました。
だいぶ粋なお店です。
昨年はマスクの材料を買いに、数年ぶりに店内にはいってみました。
ボタン、チャック、スナップ、リボン、カフス、テープ、などなど
止めるものがたくさんありました。
老舗の専門店が減っていくのを食い止められないボタンがあればいいのに、とおもいました。