人材仲介とM&A仲介のスキームを比較した疑問
GHAの運営母体株式会社メルサはM&A仲介(企業間資本提携の仲介)からスタートした会社です。人材紹介とM&Aは業界も業種も違いますが、そこに類似性があることをご存じでしょうか。そうです。どちらも「仲介」ビジネスであるということです。GHAは、M&Aと人材紹介の流れに類似点を発見し素朴な疑問に至りました。
M&Aのスキームに存在する「企業評価書」
客観的に求職者を評価する「人材評価書」の不備
一方、一般的な人材紹介のビジネスは、人材紹介会社が求職者を紹介した後、採用した企業が支払う年収を基盤として紹介料が決められるようです。マッチングまでの流れは、人材紹介会社が企業に求職者を紹介し、その後面接の場が設けられます。そして、面接が通れば採用に至るというのが一般的な人材仲介の流れではないでしょうか。企業が求職者の優良性を判断する検討資料は履歴書と職務経歴書(学卒就活者の場合はエントリーシート)です。面接時の採否は、採用担当者の経験則や好みに依存しているのではないでしょうか。採用担当者独自のモノサシに依存し、採否がきめられるのかもしれません。M&Aのように、相手の状況や優良性を客観的に判断するための「企業評価書」や「決算書」に充当する資料はほとんどありません。
就活ミスマッチ回避は人材採用経費の負担減
企業が人材を採用するということは、M&Aとおなじように、企業は採用する人材が優秀であれば優秀性に比例し多額の投資(年収)をすることになります。定年に至るまでの人材への投資は数十年を要し総額で勘案すれば億の投資となるものです。GHAはその投資に対し、人材の現況や優良性を検討する資料がないことに疑問をいだいたのです。採用時に求職者の現況を客観的に判断する資料があれば、就活のミスマッチも減り、終局、企業の負担も軽減するのではないでしょうか。
「M&A仲介の企業評価書」と「人材仲介のDJM個人レポート」
「M&A仲介の決算書」と「人材仲介の企業活躍度未来予測評価書」
DJM就活支援システムのマッチングスキームでは、企業側が求職者と面接に進むか否かを判断する材料として、「DJM個人レポート」の事前検討という流れがあります。企業の採用担当者が応募者の行動分析結果(DJM個人レポート)を評価すれば面接に進みます。面接通過後、企業は求職者が実際に仕事を体験する試業期間(2週間程度)を設定します。その後、求職者と企業双方の合意があればマッチングに至るという流れです。求職者が試業期間に入る前、企業には「企業活躍度未来予測評価書」が提供されます。「企業活躍度未来予測評価書」は、DJM個人レポートをさらに詳細に分析したものです。M&A仲介では、相手先企業の優良性を把握するための「決算書」がありますが。DJM就活支援システムでは、応募者をさらに深く理解するための検討書として「企業活躍度未来予測評価書」が介在します。試業期間終了後、企業が求職者と再面接を行い、双方の合意の後マッチングに至ります。企業活躍度未来予測評価書は、就活者の採否を検討するだけでなく採用後の人材育成書としても効果的に活用できます。
企業評価書を介したM&A仲介 VS 人材評価書を介した人材紹介
DJM人材採用支援パック
GHAの「DJM個人レポート」と「企業活躍度未来予測評価書」を「DJM採用支援パック」として提供しております。GHA(㈱メルサ)以外の人材紹介会社からの求職者であっても対応いたします。但し、診断から分析までオンライ対応ですので、応募者のEメールアドレスが必要となります。求人に関する費用も多額の経費が必要です。求人広告、人材紹介会社への求人登録など様々な求人告知方法がありますが就活のミスマッチも多く、ミスマッチの度にそれなりの経費が増えていきます。DJM人材採用支援パックは、就業のミスマッチを回避する一手段となり、求人費用軽減の一助となるものです。GHAの人材仲介のツールやスキームは、企業の存続と発展の基盤となる優秀人材獲得に効力を発揮します。特に、採用専門部署や専門担当者に人力を費やせない中小企業には大きな戦力となるものです。
DJM就活支援(マッチング)システム
GHAでは、就活者を支援し、企業の人材採用を支援する独自のマッチングシステムを開発し、独自の就職支援サービスを展開しております。
WEB就職支援センター
就活中の大学生が未就職で社会に出た後、就活支援の母体が失われてしまい、独力で就活に奔走せざるを得ないのが現実です。就職はしたものの職業のミスマッチで早期に離職となるケースも後をたちません。WEB就職支援センターは、25才以下の未就職若者をWEB上でサポートしていく、GHA独自のコミュニティです。
DJM人材採用助言(採用代行)サービス
人材採用の専門家のいない中小企業を対象とした採用助言(採用代行)サービスです。採用担当部署や採用専門家のいない中小企業では、「経営者」が採用担当者というケースが多いものです。このケースでのネックは、採用基準がはっきりとしていない点にあります。経営者の経験則(経営者独自のモノサシ)に頼りがちになるため、採用ミスマッチも多く、優秀人材の採用に苦戦するのが大半かもしれません。DJM人材採用助言(採用代行)は、GHA独自のマッチングスキームを提案し、そのスキームの中にDJM個人レポートと企業活躍度未来予測評価書といった、求職者の「評価書」が介在しマッチング率を高めます。DJM人材採用助言(採用代行)サービスは、中小企業経営者とGHA担当者が協働し、ご依頼企業の意図する人材を獲得しようとするサービスです。