ヒルズサンピア(山形市)にて行われた「令和7年度 山形県ヤングケアラー支援全体研修会」に参加しました。
第一部の講演 『ヤングケアラーに基本的な理解 ~気づくこと、そのあとどうする?~』は
一般社団法人ケアラーワークス 代表理事 田中 悠美子 氏を講師に「ヤングケアラーの基本的理解」「ヤングケアラーとその家族を支えていくために」の内容で、概要の理解と支援の実際について学びました。支援が進んでいる他県の情報について紹介があり、山形県の取組が進むきっかけになったのではないでしょうか。
第二部の講演は『ヤングケアラー経験談 ~ヤングケアラーはこどもで終わらない~』は元ヤングケアラー 友田 智佳恵 氏を講師に、「実際の体験談」「こんな支援があった」などについて伺うことができました。
人口減少や高齢化、医療の高度化といった社会的な背景から、支援を必要とする方を支える側の増加も起こってくると思われます。今年の「育児・介護休業法」関連の改正や労働人口減少も踏まえ、職場の理解も大切になります。社会全体に「ケアラー」の認識が広がる必要性があることを感じました。
(医療ソーシャルワーカー)
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