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今日から10月です ここ数日朝晩はめっきり涼しくなり夏の暑さはなんだったのかと思ってしまいますがいよいよ本格的な秋がやってきました 昨日から雨が降っており秋の花もあまりカメラにおさめることができません そんな中で秋の花といえば「コスモス」でしょうか 花びらが桜に似ているところから名付けられた「秋桜」が山口百恵の唄「秋桜(コスモス)」がヒットしてからは「秋桜」をコスモスと読ませるようになったとのことです 私も娘を嫁がせましたがあのような感傷に浸ることもなく嫁いでいきました でもあの唄を聴くとどこかホロリとしてしまいます
秋桜 (コスモス)
淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている
此頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くり返す 独言みたいに小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが 浸みて来る
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと 笑った
あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと
今更乍ら我侭な私に 唇かんでいます
明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし 元気でと 何度も何度もくり返す母
ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの子供で いさせてください