外来種と在来種を見分けるのは花の裏の総苞が、外来種は「反り返っている」のに対し、在来種は「反り返っていない」葉のような形をしているのだそうです。また、外来種は受粉もせずに繁茂していきますが、在来種は受粉によって増えていくので虫などの力が必要であり、虫が育つ野原や林のような場所が必要なんだそうです。自然の再生の進展とともに在来種のタンポポも増えてきているのでしょうか。
菅原洋一の「忘れな草をあなたに」という歌があります。この歌は花の由来となった伝説と重なる部分があり、そんな深い意味をもっているということがわかりました。
どんな小さな花や名もない花にも思い出があり、その花を見るたびに思い出がよみがえります。草や木はそんな思い出とともに育てたり鑑賞したりするともっともっと楽しくなります。