私が子どもの頃は「ばいだスキー」といって1枚の板からつくられているスキーがほとんどでした。「ばいだ」とは板のことを指す方言です。その中には手作りと思われるスキーを履いていた人もいました。折れればトタンで修理し、長ぐつを履いてのスキーで今のスキーからすると考えられないものでした。それでも冬の遊びとしては最高で野山を駆け巡った思い出が懐かしいです。大人も子どもの遊びを考えて手作りのスキーを作ってくれたんだろうと思うと親の思いが伝わってくるようです。時代の変化、物の変化を感じます。
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