山茱萸(サンシュユ)は漢名、この和名が和名の由来であるという。日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎博士が山茱萸に対する呼び名として提唱したものです。秋になると枝一面にグミのような赤い実がつく様子から海の珊瑚に例えて、「アキサンゴ」の別名でも呼ばれるようになったといわれている。