ネットに以下のような説明がありました。なるほどと納得することが多くありました。
【 漢字表記は「白詰草」。江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していた。そこでクローバー全体を指す名称として「詰草」という日本語が生まれた。本種は白い花をつけることから白詰草と呼ばれる。
明治以降、あらためて牧草として導入され、繁殖力が旺盛なため全国各地に分布を広げた。1938年の文献で、「日本國中至る處」繁殖しているという記述を確認できる。地上部はタンパク質やミネラルに富み、イネ科牧草と混播の上利用される。葉の大きさによってラジノ型(大葉型)、コモン型(中葉型)、ワイルド型(小葉型)の3群に大別される。
根粒菌の作用により窒素を固定することから、地力が向上する植物として緑化資材にも用いられている。ただし、芝生を台無しにするので一部園芸家は嫌悪する。
芝草や果樹園の下草、法面などの保護(法面緑化工)にも利用される。その他、花の首飾りや花冠など、草遊びの材料として利用される。
濃厚な蜂蜜が得られる。また、若葉は食用になる。
薬用としても用いられる。全草を開花期に天日乾燥したものを煎じて使用する。痔の出血やストレスに用いる。
聖パトリックが3枚の小葉を「信・望・愛」にたとえ、4枚目の小葉を幸福と説いたと言われている。本種の花言葉の「幸福」はこの言い伝えに由来する。五つ葉のものは金運、六つ葉のものは地位や名声を手に入れる幸運、七つ葉のものは九死に一生を得る幸運を表す 】