貴重な名盤 皮肉な購入

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リチャード・ヘル&ヴィドイズ/ブランクジェネレーション(米77)

今作は名盤だという感じか、雑誌の記憶か?
パンクロックが発火して、その現象は過去のものとなって10年は経とうしていた。
この、両手を広げたいLPジャケの存在感には怖れ入っていた。
特に金のない修業時代、ドイツ盤の3500円は高過ぎる。
しかし、気合一線それ購入(西新宿にて)。
それも、つかの間 御茶ノ水で切り刻みシャツのジャケがCDで1700円・・・たまげた??
ニューヨークパンクの名盤も、東の横綱のピストルズには、セールス 知名度とも負けていたんだと思う。
ヘルがパンクのオリジンだとしても。
パンク詩人のヘロヘロな唄いっぷり彼だけのもの。
ギターは切れあじ充分。彼のパートのベースラインを追うのも良し。ピストルズ、"勝手にしやがれ"に迫る捨て曲無し。
そして、最大の決めの表題曲ブランクジェネレーションに武者震い。
90年代に入り、初来日の大阪にて、彼の奇跡のブランクジェネレーションを観る、かなり変わり果ててはいたが。
2016.03.31:いちまた:[音楽ドップリこん]

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