凡作を一本

心身の不調があり連休中、数時間だけ一人で暇を持て余した。このままでは鬱にでもなりそうと思い、これから子供たちが帰るのを思い出して、私は意外と日本では大ヒットはしなくなるアラン・ドロン70年代の親子を軸に据える映画『ブーメランのように』が好きで、それを見ることにした。

私はドロンは60年代が好きに属する派閥で、70年代の渋みと出演作の地味さも多くなるこの頃は好感が持てない。
しかし、この映画には大会社社長ドロンが父親で、息子が殺人を犯してしまう。深刻な親子問題にして、実はドロンは過去は塀の中のボス的存在、精神患者と偽って脱獄。その後、足を洗って努力の末に今の地位を勝ち取ったのだが。

結局は法を犯して、息子を脱獄させ二人で出国しようとするのだが・・・・
今映画には渋みよりも不法ながらの大きな父親愛とフィルムノワールの大きな残り香、結局自分は又も、とんでもない犯罪者となる所が好きだ。
 間違っても少し前のドヌーブとの共演『リスボン特急』のようにフィルムノワールであっても、≪自分が善玉の刑事側≫には廻っていない。

・VHSの3倍モード録画、次にはラテンラヴァーの俳優がもう、おじいちゃんになったマルチェロ・マストロヤンニの『みんな元気』が録画されていたと思う。BS2のアナログ録画を、液晶37インチを2画面の片面にして鑑賞。画質がぼやけず、有難いことに字幕が小さくない。遠視の俺には向く鑑賞法だ。

・よく行く中古レコード屋にこのEPが100円で。速攻で購入も、凡庸なメインテーマにて一度だけ聴いただけで・・・・。
2011.05.07:amaiseikat:[映画ドップリこん]

ティファニーで朝食を

『酒とバラの日々』と『アパートの鍵貸します』に感動。あまり見ないハリウッドを。同監督の『ティファニーで朝食を』を忙しい時間、親子がいる今度は一室で見た。細切れ鑑賞がやや長尺映画を苦にしない俺でも少しだけ恋愛劇に間延びは感じられたが・・・・素晴らしい名作だった。
オードリーにしてやられた。
次は『昼下がりの情事』か・・・?
2011.05.07:本人:[編集/削除]

シブイねぇ~ ブーメラン

これはリアルタイム 映画館で鑑賞
おばちゃんに頼んで公開終了後ポスターをもらったっけ
『ブーメランのように』
この後数本あってドロンの人気が…
2011.05.13:Julian:[編集/削除]

車の好きな私は・・・・

ドロンは劇中、ルノーの旗艦に。シトロエンCSも、ちらほらと覗けて・・・。
見所ありますよ、この映画はその点でも。
2011.05.16:本人:[編集/削除]

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