男４３歳、高校入学祝いの折に自分らの頃は、携帯の代わりに腕時計を親に貰ったものだ。
それが写真のもの。分解掃除は一回のみ。
大人になって腕時計が改めて興味が出てきて、少しすると機械式時計が目にいくことが多くなった。最近はクォーツの安心に心が落ち着き、デイ/デイト付が又、仕事上役立つと痛感する。
バックルも以前は気に入らなかったが、今はオリジナリティーのある純製品に有難さを感じる。

現在、闘病というか病と共に向き合っている。中古買いは着物以上にオーディオ、時計、レコードなと大好き。
そして、それらが完全である訳がなく、大小なり病気をしているものもあるし、用をなさなくなったものもある。しかし好きで買ったそれらは動かなくても結構、魅力的。まだ捨てる気もないし、そんなに修理しようなどとも思っていない。

ただ、先日地方都市を歩いていると以前の老舗時計店のビルの一室に、『時計（舶来可）修理』店の看板が目に入っていた。
今回はそんなことは忘れていて現物を忘れたが、見てもらいた不動の時計が二つあった。ＳＥＩＫＯのＫＩＮＧＳＥＩＫＯ（手巻き）とＲＡＤＯのＧＲＥＥＮＨＯＲＳＥだ。
名刺に『時計修理１級技能検定第１号』の文字が。
地元ではＫＩＮＧＳＥＩＫＯ修理が不可能だった為、そのままでいいと思っていたが『腕時計は外に出して何ぼ』ミタイな気持ちにさせられてきた。

明日気分転換かわりにインフルもおさまったので一丁、寄ってみようかなぁとも思う。