旅館エビスヤ/マクロビノート

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マクロビオティックの語源は、古代のギリシャ語で「マクロビオス」。
「健康による長寿法」を意味する言葉とされています。

ちなみに、、
・マクロビオティック  Macrobiotique (フランス語)
・マクロバイオティクス Macrobiotics  (英語)
・マクロビオティック  Macrobiotic   (英語)

「マクロ」は、大きい・長い
「ビオ」は、生命
「ティック」は、術・学 をそれぞれ意味し、
これらをあわせると、「長く健やかに生をまっとうするための理論や方法」と解釈されます。

また、物事を一部分だけで判断せず、全体を見て判断すると言う意味合いをもっており、「大きな視野(広い)で生命(世界)を見ること」と解釈することもできるようです。

このように、マクロビオティックとは単に健康な食事法だけを意味する言葉ではなく、日々を健やかに健康に生きるための考え方や時間の使い方をすべて含んだ言葉だと考えています。

マクロビオティック(出典: Wikipedia)
「一物全体」とは、1つのものを丸ごと食べるという意味です。

1つのまとまりのあるもの(種子・実・葉・根など)は、いろんな面でバランスがとれている上に、まとまっていることによる、何か特別な働きがあるとされています。
特に種子は、そのまま次世代を生み出せるほどのバランスを備えた、生命力に満ちた食べ物と言えます。

例えば、玄米は完全食と言ってもいいほど、栄養(陰陽)のバランスがよい食べ物ですが、白米に精製すると、その良い部分のほとんどを捨ててしまうことになります。

穀物類はなるべく精白せず、葉菜なら芯や根っこも工夫して食べるようにし、また根菜ならよく洗って、皮をむかずに調理するというのが、マクロビにおける基本の考え方とされます。


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