東北・関東大地震、一夜明けた山形の状況

  • 東北・関東大地震、一夜明けた山形の状況
山形を離れて暮らす、山形出身の皆さん、ご家族やご親戚のことを心配していらっしゃることでしょうね。

情報によると山形県内でも15名の方が死傷しているそうですから、無傷ということはありませんが、おおむね落ち着いてきました。
ご安心ください。


昨日3月11日の午後3時前におこった大地震。
宮城沖地震も経験しましたが、明らかに大きいものでした。
なんといっても揺れた時間が本当に長かったです。
5分くらい、繰り返し、繰り返し触れ続けました。

最初は、山形震源の直下型地震かと思ったほどです。

すぐに、ワンセグで確認すると津波を警戒するように、とのアナウンサーの声。
一瞬でことの重大さを悟りました。

直後から全県で停電が発生しました。
信号も含めてすべて消えました。

もしかしたら発電所がやられているのでは・・・
もしそうであれば、復旧には早くて2~3日。
もしかしたらもっと・・

幸い、午前9時前に山形市五十鈴では復旧しました。

信号がすべて消えた道路でどうなることやら・・と思いましたが、
会社から自宅、その後、帰れなくなった仙台の知人を山交ビルまで迎えに往復の間、クラクションを一度も聞きませんでした。

また、近くにあるダイユーエイトに電池や必要なものを買いにいきましたが、停電でレジが使えないにも拘らず、電卓で一生懸命、精算してくれました。その間、長い行列ができましたが、みんな整然と順番待ちをしてました。

驚いたのは、食料を買い出しに近くのファミリーマートにいったときです。
電気は当然消えてます。

なのに中がほの明るい。

軽トラックの荷台に発電機を積んで、ライトを当て、レジをやってくれてました。
そこでも、整然とレジ待ちをしてました。
(写真)

つらい経験だけど、そんな中で心が温かくなる瞬間でした。

山形市内では、おかげさまですこしずつ平静を取り戻しつつあります。
ありがたいことです。


一方、お隣宮城県の状況は、テレビで今も繰り返し報じられていますが、本当に目を覆うような惨状です。ぜひ一人でも多くの方が助かりますように。


2011.03.12:[山形このごろ]

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