9月25日に、寒河江に本社のある食品メーカーさんの新任課長研修の講師を担当させていただいた。
二日間コースで、社長、会長、人事部長、経理部長、人事課長のそれぞれの講話がつづいた最後の2時間が担当である。
依頼をいただいた人事課長からは「ぜひドラッカーとマズローとマクレガーとハーズバーグには触れてください」とのご要望をいただいた。
二日目の午後、人事考課の説明と経理部長の講話を傍聴させていただいた。
なるほど、この会社にはドラッカーの匂いがする。そして、人間理解・人間尊重を大切に思っていることが伝わってきた。
とは言え、会社の経営環境も変わる。
その中で人を処遇するという、ドラッカーも手を焼いた難しい問題が横たわる。
写真は、戦後の世の中の変化とそれに呼応した賃金制度の変化を絵にしたものだ。
食べるための給与から、組織拡大のための能力給、そして総人件費抑制のための成果給。
2010年以降はなんでもありの感じがする。
自分の会社は何を目指すのか、横睨みではやっていけない時代に入った。
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