《残り、5行!》
MGをご存知だろうか。
一人ひとりが社長になってゲーム形式で経営を体験するセミナーだ。
わが社では基本全員参加で年間5回開催している。
取引内容を資金繰表に記帳していくのだが、残り5行になると大声で「残り、5行でーす!」と周囲に知らせねばならぬ。
なぜ?
実際の経営でもそうだが、1年が終了して期末を迎え決算してしまってから、「こんなに儲かっていたんだったら、もっと◯◯へ投資しておけばよかったなぁ」などと言っても後の祭りである。
決算月の2~3ヶ月前から、ある程度実績予測を立てながら、来期以降を見据え何をしておくべきかを考える。
《残り5行ミーティング》
わが社の決算月は11月末である。9、10、11月と残り3ヶ月。そこで9月5日(土)に第3四半期までの業績をみんなに報告し、それぞれの部門責任者に「これからどうする?」を語ってもらった。
全体としては計画を下回っている。ジタバタしても仕方がない。
将来に向けてやるべきことを着々とやる、と腹をくくった。
ドラッカーによると、企業も人も成果を出すには「強みを活かす」しかない。
ところが、この自分の強みはなかなか分からないから大変だ。
自分ができることは「当たり前」であって、なかなか自覚できないところに把握しづらい原因がある。
そこで、ジョハリの窓よろしく、互いの強みを書き出し、伝え合うことにした。
人に強みを指摘してもらうことは、気恥ずかしくもあるがなんとも嬉しい。(^^)
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