先日6月6日は「梅の日」であったが、「六根浄の日」でもあったそうだ。
もっとも正酒屋 六根浄の店主 熊谷太郎さんがそう決めたとのこと。
六根浄は熊谷さんが企画して、水戸部酒造さんで自ら作って、自分のお店でうっているプライベートブランドの日本酒。
天保そばは、福島県の大熊町のある旧家の屋根裏からタネが見つかり、発芽に成功し、他の品種と交配しないように飛島で栽培している幻のソバなのだ。
そんな熊谷さんの計らいで山形市内の山長(蕎麦屋)さんでソバと酒のコラボが実現した。
すごいことに、15人にお酒が10本。(きくーっ!)
そんな六根浄の会であったが、乾杯酒に登場したのは楯野川の純米大吟醸。
「がんばろう東北」と大きく書かれているが、この酒の説明を聞くと大震災と大きな関係があった。
1段目の仕込みが終わったあと、震災で電気がとまり、二段目以降の仕込みができなくなってできた偶然の産物とのこと。
甘みが強く、とろんとして、一瞬梅酒を思い起こすような酸味もある。
乾杯酒にはうってつけの味わい。
山形はソバもお酒もレベルが高い!
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