中学校におけるキャリア教育

昨日、仙台に出向いてキャリアに関するセミナーを受講してきた。
日曜日にもかかわらず50名ちかくのキャリアコンサルタントが参加した。
中には中学校の教師も2名受講されていた。

中学校では来年度(平成24年度)から新指導要領が完全実施されるのだそうだ。
ゆとり教育の見直しで、トータルの授業時間が増える中で、選択科目がなくなり、総合の時間も大幅に減少する。

一方、学力向上のため五教科の授業時間は増える。
そんな状況のなか、「キャリア教育」も強化されるのだそうだ。

「キャリア教育」が中学校の教育内容として世の中にでてから12年がたつ。
しかし、理解不足から中学校2年生で体験する「職場体験」をもってキャリア教育と思っている先生方も多いとのこと。

そこで、厚生労働省が力をいれて養成してきたキャリアコンサルタントを外部人材として活用し、中学校でのキャリア教育の充実をはかろうという試みでなされたセミナーなのである。

我が家の娘は社会人1年生、息子は大学2年生。
子供の中学校時代の記憶も少しずつ忘れつつある。
また、中学生のほとんどが携帯メール・携帯でのサイト閲覧をするようになったという時代変化もある。

今中学校がどうなっているのか、先生の実態、生徒の実態を知るよい機会となった。

まずは、自分の地域にある出身中学でキャリア教育の手伝いができないものか、考えてみたい。

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