新しい命、わが家へ

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震災4日目に仙台で生まれた新しい命がさきほどわが家にやってきた。

すこし、説明が必要かもしれませんね。

私の家内の姉夫婦が大阪にいます。
義兄の親友の娘さんが結婚して仙台で暮らしていたんだそうです。

今回の大地震でびっくりしたのか、3月15日に36週で出てきちゃったんです。
2700gで。

ところが病院には、食べ物も十分ない状態。(本人曰く、「ひもじかった」とのこと)
電気がなく、まっくらで大変な生活だったとのこと。

退院しても自宅では生活がしづらいことから、大阪にいくことに。
ご存知のように、仙台空港は閉鎖。
そこで、山形空港から大阪に20日にフライトすることになり、今晩、わが家に一泊することになりました。

ふーっ。

たくさんの方が亡くなったあと、授かった命。
理屈抜きで愛おしい。
ほっぺを触ったら、本当にさらさら。無垢、という言葉がぴったり。

今晩は夜泣きすんだろうな、きっと。
でもそれすら、楽しみに思えるから、不思議だ。
新たな命は底知れぬパワーがある。


2011.03.19:yukio:[とびとび日記]

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