リーマンショックで体力増強!

今日、ある会社を久しぶりに訪問してきました。
かれこれ1年ぶりかも。

おととい電話でアポをいれると、社長から「原田さん、ずいぶん久しぶりだねぇ。」とジャブが飛んできた。


会社に到着。おそるおそる挨拶すると、いつものニコニコ顔で近況をつぎつぎ語ってくださった。

社長の話によると、リーマンショック後も、お客様の信頼があったので仕事は途切れることはなかったようだ。
しかし、加工賃を半分くらいにして仕事をとったこともあったし、辞めてもらった社員も数名いたとのことで、相応のつらい思いはされたようだ。
加工賃も、ようやく元の8割位まで戻すことができたとのこと。それでも元に戻ることはない、という。

そんな2年間、どのように過ごしてきたか質問してみた。
「一定の品質で、ひたすら早く安く」を求めてきたという。
仕事が薄くなった時期には、社長が講師となってひたすら社員教育を行ったり、現場に入って新しい加工方法を徹底して開発していたそうだ。

「原田さん、今のうちはリーマンショックのお陰でワンステージあがりましたよ」との社長の弁に熱がこもる。

ピンチのまま、舞台を去った企業もあれば、ピンチをチャンスに変えた企業もある。
おこったことは、等しくリーマンショックを引き金にした不況(受注減)。
なのに2~3年後の結果は大きく異なる。

んんー。私も経営者の端くれとして肝に銘じなければ。
2011.02.17:yukio:[とびとび日記]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。