辞めてから?決めてから?それが問題だ!

関西にいる方で山形の方との結婚を予定している方から転職相談を受けた。

本人の生まれは山形ではない。
結婚するお相手が山形生まれで山形在住の方とのこと。

数年の遠距離恋愛から結婚というゴール(スタート?)にまもなくたどり着こうとしている青年である。

当初は、3月末で退職して、山形へ帰って再就職を考えていたようだ。
上司に相談したら、転職先が決まってからのほうが良いとアドバイスされたようだ。

相談した上司も転職経験者で、失業者として就職活動をすると、転職そのものが不利になるとお考えのようだ。

ケースバイケースであるが、私も同じようなアドバイスをすることが多い。
理由は二つ。

一つ目は、企業にとってはバリバリ仕事をしている現役の人が魅力的に見えるもので、私たちも紹介しやすい。

二つ目は、求職者自身が精神的に追い詰められ、転職にあたっての適切な判断が難しくなるケースがあるからだ。

とは言っても、正解があるわけではない。

今回の青年の場合、住んでいるところが遠く、面接を受けに来るにしても気軽にこられるわけではない、求職活動自体が困難を伴う。

上司からアドバイスをもらって現時点でどのように考えているのか、本人に質問してみた。

「当初は、3月末に退職してと思ってましたが、もう少し時間の猶予をもって考えたいと思います。でもダラダラと先延ばしすることは考えてません。」ときっぱり。

彼女への強い思いがそうさせるのだろう。
きしくも今日はバレンタインデー。

今回のケースでは、あるところで線を引いて、踏ん切りをつけて活動せざるを得ないのかもしれない。

それだけ、彼のエージェントである我われの働きも重要ということになろう。
頑張ってサポートしていきたい。
2011.02.14:[Uターン転職]

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