毎年1月10日は山形市に初市が立つ。
初市の起源をネットで調べてみたら、
「最上義光公治世の当時、山形には定期の市が立つ市日町があり、それらの市の中心として十日町に「市神(いちがみ)」が祀られた。毎年1月10日に市神祭りとして十日町から七日町にかけて縁起物をはじめ様々なものを売る多くの露店が立ち並ぶようになったのが始まりといわれる。」
とある。ざっと400年の歴史があるということか。
時代によって売られるものも変わるのであろう。
子どもの頃(40年前)は食料品や生活用品が多かったように記憶している。
そして必ず買ったのが初飴。
いまは、6~7割方がお好み焼きなどの食べ物である。
それでも、筋子を売る店や塩マスをうっている店を見つけると、なんとなくホッとする。
じいちゃんが初市になると必ず買ってきてくれたものだからだ。
それと、臼と杵をみるとこちらもホッとする。
家内の生まれが山形市高瀬地区で、その中でも切畑地区で作っている方が多いからだ。
写真は、団子木という縁起物。
昔は、ばあちゃんがその時期になると白とピンクの団子をこしらえ、川原から木の枝をとってきて刺して部屋の中に飾っていた。
本当に懐かしい。
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