南陽青年会議所の創立５０周年式典が南陽市文化会館で行われた。感動的な式典であったが、この式典で「ＮＥＸＴステージ Ｎａｎｙｏ」の未来ビジョンを発表した。「２０２６年までに私たちが目指すＮａｎｙｏ」の方針のもと、運動指針の一つに「結城豊太郎の精神の継承し、郷土を愛し、人づくり事業へ積極的に取り組み、まちづくりの骨格をつくります」と宣言している。

この運動指針を具現化しようと、会員の研修として記念館を見学してくれた。

ついつい熱くなって時間をオーバーしてしまったが、思いが伝わったのでは。今後の活動に大きな期待を寄せている。

小中学校の児童と生徒が一体となったクリーン作戦が先日行われ、当記念館にもきてもらい、庭の除草をしてもらった。なかなか小中学校の児童と生徒が一緒に活動する機会も場面もないだけに、このような形で連携しながら地域で子ども達を育てる取り組みは素晴らしい実践であると拍手を送りたい。

当日はあいにく小生は出張で留守のために中学校から写真を提供していただいたものをアップしている。赤湯地区の子ども達にも拍手を。

「大変素晴らしい体操とピアノ、最後に思いがけない踊り（フラダンス）と、とてもよかったです。疲れがとれて身軽になり明るい気分にさせていただきました。（７０代女性）」「楽しかったです。体を動かしてスッキリした気持になりました。家で簡単にできることばかりで参考になりました。（６０代女性）」「全身にわたってモミほぐしたりする機会がなかったので、大変よかった。ピアノに合わせてやるのも退屈しなくてやり続けられてよかった。（６０代男性）」と参加の皆さんから大好評。またしてほしいとのリクエストも。

今月の２７～２９日の３日間開催する「子ども論語塾」が大人気で、３０名定員をすぐにオーバーし３５名まで受け付けたが、臨雲文庫の収容を考えて受付を締め切った。希望者全員を受け付けたいところだが、やむなくことわってしまわなければならない申込者も出ている。

うれしい悲鳴とはこのことだろうか。

毎年恒例の「結城豊太郎翁墓前祭」を８月１日午前８時３０分～１０時に結城翁の墓地及び東正寺本堂にて開催する。

当日は読経の後参加者一同お墓参りを行い、本堂にて石岡要蔵氏による講話を行っていただく。墓地には結城翁が亡くなった後、安岡正篤氏から結城先生への別れの漢詩が御殿守に届いている。その全文を、御殿守では碑に刻み墓地に建立されている。

奥様のご実家である御殿守の石岡要蔵氏からどのようなお話を聞かせてもらえるのか楽しみである。